小さな足を挟み、逆方向の値動きが出る
最初の陽線で上昇し、二本目で実体が小さくなり、三本目に陰線が出る並びです。中央の足の色よりも、位置や実体の小ささ、最後の陰線がどこまで下がったかを見る説明があります。
窓を必須とするか、三本目が一番目の実体のどこまで入るかなど、細部の条件は資料やツールによって違います。単に陽線・小さい足・陰線があったことと、定義に合うパターンが完成したことを分けて確認します。
終値109は、どこにあるか
以下の価格は1株あたり円で示す独自の架空例です。
図の架空例では、一番目は100から120へ上昇し、二番目は124から125の小さな陽線。三番目は122から109へ下がっています。最初の実体100~120の中点110を、最後の終値109が下回っています。
これは上昇の一部が打ち消された形ですが、最初の始値100よりはまだ高い価格です。三本全体の上昇分をすべて失ったわけではありません。陰線を見て暴落と呼ぶより、どの範囲まで戻ったかを数値で説明する方が、観察した内容に忠実です。
天井だったことは、あとからしか分からない
その後に高値が更新されれば、当時の高値が最終的な天井だったとは言えません。価格が下がっても、その後に回復することもあります。過去の成功例だけを並べれば形は有効に見えますが、同じ条件で上昇が続いた例も含めないと、成功率の根拠にはなりません。
また、日足三本の情報と週足三本の情報では、観察している時間が違います。高値圏という評価も、直近一か月と数年のどちらを見るかで変わります。判定した時点の情報と期間を固定して振り返る必要があります。
保有の理由が変わったかも別に調べる
出来高や会社の材料は追加の判断材料ですが、足の形から売り手の意図まで決めつけることはできません。好材料の発表後でも、利益の見通しとすでに織り込まれた期待が違う場合があります。
長期で保有する理由、近く必要な資金、資産全体の偏りも売買判断に関わります。宵の明星という名前だけを、売却や空売りの実行条件に置き換えないことです。
出典
用語の参考資料確認日:2026年10月23日。