ウルフ相場とは?投資心理との関係でわかる投資判断の使い方:20万円購入 → 10%上昇で22万円、その後80万円を追加すると評価額102万円、評価額102万円が15%下落、減少額15万3千円:最初の含み益は2万円、購入額を増やした理由を分ける、業績情報、他人の投稿、初回の利益

速さを有利さと結び付けない

本記事はウルフ相場を値動きの荒い場面の比喩に限って使います。呼び名を知っている人が、他の参加者より有利な情報を持つという意味はありません。投稿の語調が強くても、次の価格を知っているとは限りません。

例えば「一気に動く」と聞き、買う予定のなかった株へ20万円を投じ、すぐ10%上がったとします。2万円の含み益を見て追加80万円を買うと、値動きにさらされる評価額は合計102万円です。そこから15%下がれば15万3,000円減り、初めの2万円よりはるかに大きな変化になります。費用は省いています。

最初の小さな成功で数量を変える

少額でうまくいった経験は、大きく投資しても同じ心理で対応できる証拠にはなりません。値動きの速さへ合わせて数量を増やすと、企業の情報を調べる前に家計のリスクが変わってしまいます。

購入額を増やす理由が、新たな業績情報なのか、他人の利益投稿なのか、最初の含み益なのかを書き分けます。急騰と自分の判断能力を直接結び付けないための記録です。

観察した事実と物語を分ける

価格上昇や出来高増は観察できますが、「強い投資家が守っている」「大口が必ず買い支える」といった説明は別の主張です。裏付けがなければ、損失を引き受ける根拠にはできません。

感情の強い日に必ず一日待つという一律の方法が、すべての取引に有効だとは限りません。それでも、注文前に数量と下落時の金額を確認する余地がないなら、その取引は自分の判断速度に合わない可能性があります。

出典