ウルフ相場を投資判断でどう見るか:A:100、102、104 / B:100、120、104、終点はともに+4%、途中の値幅は異なる、仮の売却:490円100株 + 480円100株、200株の売却額9万7千円、平均485円、比較する軸を分ける、価格の方向、途中の値幅、注文の成立条件

相場の方向と、途中の値幅

ブルは上昇基調、ベアは下落基調を表す用語です。一方、本記事のウルフ相場は値動きの荒さを説明する便宜的な表現であり、ブル・ベアに続く第三の公式分類としては扱いません。

Aの価格が100、102、104、Bが100、120、104と動いた仮例では、両方の終点は始点比4%上です。しかしBは120から104へ約13.3%下がっています。同じ上昇率でも、途中で売買する人の経験は異なります。この3点だけで統計上の変動率を推計したという意味ではありません。

値幅と、希望する取引ができるか

値幅が大きいことは、流動性が高いことと同じではありません。たとえ直近価格が500円でも、買い注文が490円に100株、480円に100株しかない場面で200株売るなら、売却額は9万7,000円、平均価格485円になります。注文が変わらず、他に優先注文がないと単純化した例です。

価格を500円以上に指定して売る場合は、その条件で買う相手が現れなければ成立しません。約定を優先することと、希望価格を守ることには違いがあります。

比較表へ戻すと呼び名が不要になる

対象と期間、最初と最後の価格、途中の高安、出来高、必要数量の約定条件を並べれば、何が荒いのかを説明できます。株主構成や資金の動向を語るなら、その裏付けも別に必要です。

この表現を見聞きしたこと自体から、次に上がるか下がるかは分かりません。具体的な観測値へ置き換えられない説明は、投資の根拠として保留する余地があります。

出典