トレンドラインとは?意味と投資での見方:初めて引く時の記録:線の正解を後から作らない、対象:同じ銘柄でも、日足・週足・月足を区別、基準:押し目の安値か、戻りの高値か、価格:ヒゲか終値かをそろえて点を選ぶ、保存:引いた時点と、その後の価格を分ける、画面の角度だけで、別のチャートの強さを比べない

人によって、引いた線の場所が違う時

同じ銘柄を見ているのに、ある人は上昇線、別の人は下降線を示している。トレンドラインは、選んだ高値や安値を結ぶ補助線なので、対象の期間や点が違えば線も変わります。唯一の正しい線を探すより、どの情報を整理した線かが先です。

上昇の押し目では安値を結び、下落中の戻りでは高値を結ぶ見方があります。これは三井住友DSアセットマネジメントの用語説明にもある区別です。線に触れるたび、次の反発が約束されるという意味ではありません。

初めて線を引く、一つの手順

最初に時間軸を決めます。日々の動きを見る日足と、もっと長い期間を一つの足にまとめる週足や月足では、見えている高値や安値が違います。対象の範囲も残しておけば、後で他人の線と比較できます。

次に、上昇の押し目を比べるのか、下降中の戻りを比べるのかを決め、その範囲の候補点を選びます。ローソク足のヒゲの端なのか、終値なのかもそろえます。上昇を見たいからと、途中の都合の悪い安値だけを除くと、線の役割が変わってしまいます。

最後に、選んだ点と線を引いた時点を保存し、後の価格がどう動いたかを分けて記録します。線に近づいた、場中に下回った、終値で離れた、という説明はそれぞれ異なります。新しく線を引く場合にも、以前の線を消して当初から成功したように扱わない形です。

見た目の急角度を、そのまま強さと読まない

画面の縦横の幅や表示範囲を変えるだけでも、線の見た目の角度は変わります。別々の画面で、角度だけを比べて上昇の強さを決めるのは不適切です。何日でいくら動いたかという実際の価格と期間へ戻せます。

選ぶ点の違いに加え、途中の権利落ち等で価格を調整した表示かどうかも、元データの条件です。チャートの設定をまたいだ比較では、その点もそろえる必要があります。

注文と企業の評価は、線の外にある

線を見つけても、買う金額や損失の負担は自動で決まりません。業績の見通しが変わったか、すぐ必要な資金を使っていないかは別の判断です。

記録する利点は、将来を確実に当てることより、何を見て判断したかを後で読めることにあります。

出典

出典確認日:2026年10月23日。