イナゴ投資家とは?意味と投資での見方:提携発表後の架空例、株価600円→900円:50%上昇、900円で100株買い、720円なら、9万円→7.2万円:1.8万円、20%減、初心者の確認、提携の収益・費用・時期と、注文の条件

誰かのラベルから銘柄を評価しない

「イナゴ投資家」は、注目銘柄へ短期の資金が集まる様子などを表す俗語です。誰が何株買えば当てはまる、といった公式な分類ではありません。出来高や株価から売買の理由をすべて特定できるわけでもありません。

話題になっている銘柄を知ること自体は、調査の入口になります。購入前には、会社の適時開示や決算へたどり、発表された事実、将来の予想、投稿者の意見を分けます。

発表前からの価格を並べる仮例

仮想のA社が業務提携を発表し、株価が600円から900円へ上がったとします。提携が事実でも、売上金額や実施時期、費用がまだ未定なら、利益がどれだけ増えるかは分かりません。50%の値上がりと50%の利益増加は同じではありません。

900円で100株買うと9万円です。そこから720円へ下がれば、費用を除き1万8,000円、20%の減少です。以前から600円で持つ人と、新しく900円で買う人の損益は異なります。

売る時の条件も知る

指値は価格の条件を付けるため、相手の注文次第では売れない場合があります。成行は価格を具体的に指定しない注文で、想定外の水準で成立する場合があります。出来高が多いから希望する価格で必ず売れる、とは考えないようにします。

予想と違う場合に何を確認するか、投資額をどこまでにするかを、買う前に書きます。説明できる資料がなければ、候補として調査を続けられます。

安くなるまで待てば必ず有利ということでもありません。今の価格で会社や商品の内容を理解でき、家計へ合う額かを確かめます。人気の勢いと自分の投資理由を分けることが、俗語を見た後の具体的な作業です。

出典