投稿を見たことは、購入する理由の完成ではない
「SNS銘柄依存」は、発信者の勧めや人気に頼り、自分の判断条件がない状態を指す説明的な表現です。SNSから情報を得る人すべてを指す言葉ではありません。問題は、情報の出所や損失の可能性を確かめる前に、他人の結論を自分の注文へ変えることです。
初心者は、文章が分かりやすいほど内容も正しいと感じることがあります。フォロワー数や利益の報告とは別に、主張を確かめられる資料があるかを見ます。
初めて調べる時の順番
仮に「A社は利益が倍」という投稿を見たら、会社の公式サイトから決算資料へ進みます。どの期間の利益か、実績か予想か、前年が小さかっただけではないかを確認します。前期利益1億円から2億円でも、10億円から20億円でも「倍」ですが、会社の規模や株価との関係は異なります。
数字を確認した後は、なぜ利益が増えたのか、一時的な要因か、次の期にも同じ前提が続くかを調べます。分からない用語があれば、購入を急がずそこから確認します。
買う前に損失を円で見る
仮に1株1,500円を100株買えば15万円です。1,200円へ下がると、手数料を除き3万円減ります。この3万円が生活費や近い支出へ響くなら、人気とは別に、投資額や購入自体を再検討します。
投稿者が「少額」と呼んでも、自分にとっての少額とは限りません。保有期間、見直す条件、ほかの資産との重複も自分で決めます。
情報の紹介から送金要求へ変わったら
グループへの招待、利益保証、専用アプリへの入金が出てきた時は、通常の銘柄調査だけで済ませないようにします。なりすましや詐欺の可能性を含め、相手や金融機関の正規窓口を別経路で確認します。資料を読んでも仕組みを理解できなければ、買わずに調査を続けられます。