「もっと安くなったら」を動かし続ける
仮に1,000円の株を800円まで待つと決め、実際に800円になると「600円まで」と条件を変える場合です。事業や価格の根拠が変わったなら見直す余地はあります。しかし不安を感じるたびに水準を変えるだけなら、購入条件がなくなります。
逆に1,000円から1,300円へ上がると、買わなかった後悔から調べず注文する場合もあります。待った時間を取り返す必要はなく、1,300円という今の価格から新たに比較します。
売買を休むと、点検も止めてしまう
新規注文をしなくても、保有株の値動きや企業の変化は続きます。開示を読まないまま「休むも相場」で済ませると、投資理由が崩れたかも分かりません。待つ間に読む資料と、重大な変化への対応は残します。
仮に時価200万円を保有したまま休み、その部分が15%下がれば30万円減ります。売買をしなかったことでは、この負担は消えません。現金へ変えるか、保有を続けるかは、税・費用や家計も含む別の判断です。
長期の積立を気分だけで止める
相場が悪そうという印象だけで予定を毎回変更すると、安い時期だけ積立を止め、上昇後に再開する場合があります。長期の家計や商品内容に変化があるかを確認し、臨時の売買を控えることと、計画的な積立を変えることを分けます。
もちろん収入減や必要支出があれば、積立額を見直す理由になります。もとの設定を必ず守る規則でもありません。
休む条件を、自分が確かめられる資料、家計の状態、点検日に結びつけます。何日休めば成功するという一定の期間や勝率は、この格言からは決まりません。