ポジポジ病のデメリットと注意点:費用の架空の仮定、投資額50万円、1往復の総負担0.2%、20往復の単純計算、50万円×0.002×20=2万円、別に残るリスク、値下がり・価格差・未調査銘柄への集中

小さな費用を軽く見積もる

俗に「ポジポジ病」と呼ばれるのは、明確な理由がなくても常に持ち高を作りたくなる状態です。売買が増えると、手数料、売買する価格の差などが積み重なる場合があります。費用は取扱金融機関や商品で異なるため、実際の約定履歴で確認します。

仮に売買価格の差などを含む1往復の負担を投資額の0.2%と置くと、50万円を20往復する単純計算では、50万円×0.002×20=2万円です。元手一定、損益は別、税は除く仮定で、特定商品の実際の費用率ではありません。

「無料」の表示が何の費用を指しているかも確かめます。手数料がゼロでも、値下がり、希望価格で売買できないこと、税の影響までゼロになるわけではありません。

調べる時間と配分が追いつかない

次々と銘柄を変えると、買う前に確認できる資料や、買った後の点検が追いつかなくなります。ランキングの複数銘柄を買っても、すべて同じテーマなら、共通する材料で同時に下がる可能性があります。商品数だけで分散は判断できません。

さらに、損失の後に回数や金額を増やすと、過去を取り返すことが注文の目的へ変わります。前の損益は次の投資の見通しを良くしません。

売買ゼロを目標にしない

費用を避けるために、家計で必要な売却や資産配分の調整まで止めるのも適切とは限りません。取引の必要性と、実行の方法を分けて比較します。BarberとOdeanの米国口座研究も、個々の必要な取引の否定ではありません。

自分の履歴には、元資料の確認、買う理由、金額、売る条件を残します。理由がなく「保有していないと落ち着かない」だけなら、調査が終わるまで注文を待つ余地があります。

出典