雪だるま効果とは?メリットでわかる投資判断の使い方:50万円・年2%・十年の同条件で比較、利益を使う合計60万円/残すと約60万9,497円、小さな元本では追加入金の役割も大きい

過去の利益も次の運用に参加する

仮に50万円を毎年2%で十年間運用し、税と費用を省くとします。利益を毎年受け取って使う場合は、元本50万円と受取利益合計10万円で60万円です。全額を運用に残す場合は50万円×1.02の10乗で約60万9,497円。差は約9,497円です。同じ元本と利率の下で、利益の扱いだけを変えた例です。

複利の利点は、過去の利益を次の土台へ加えるため、その分を新しい収入から用意しなくてもよいことです。ただし再投資した資金も価格変動にさらされ、毎年2%が確保されるという意味ではありません。

小さな元本では入金の役割も大きい

元本10万円の仮の年2%の利益は2,000円です。一方、家計から月1,000円を追加できれば年間の入金は1万2,000円になります。元本が小さい時期は、わずかな利回り差だけに時間を使うより、家計で継続できる額を作ることが残高へ大きく影響する場合があります。

これは節約したお金を全て投資すべきという意味ではありません。生活の予備費や近く使うお金を確保した上で、追加する額を決めます。入金を増やして残高が伸びても、それを高い運用能力の証明と捉えないようにします。

続ける条件を数字へ落とせる

雪だるまの比喩を使うなら、「どの利益を残すか」「どこまでの費用を許容するか」「いつ使うか」を決めるところまで進めます。分配金を自動で再購入する設定が使えるか、必要な費用が生じるかは商品と金融機関で異なります。

将来の利回りは選べませんが、投資対象の確認、費用の比較、入金額の調整はできます。小さな改善を長く保つという視点で使い、残高を大きく見せるために高い収益率や借入れを前提にしないことです。

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