成長しても株価が下がる場合がある
高値掴みは、上昇後などに買った価格が、その後の下落で重荷になる状態を指す言葉です。どこが天井かは事前に確定できません。株価が高いから危険、安い数字だから安心とも言えず、利益や資産などとの関係を見ます。
仮に1株利益100円の会社を株価3,000円、PER30倍で買ったとします。翌期の利益が110円へ10%伸びても、市場の評価倍率が20倍なら、株価の試算は2,200円です。購入価格から約26.7%低くなります。倍率を一定にしない仮例で、実際の価格の予測ではありません。
高い期待が下がる負担
業績が良いという話と、その価格で十分な収益を期待できるかは別です。成長が続くために必要な販売、利益率、投資資金などを調べます。将来利益の予想には不確実さがあり、高いPERだけで適正な売買価格は決まりません。
人気に引かれて金額も増やすと、評価の変化が資産全体へ大きく響きます。例えば上の株を100株なら30万円、300株なら90万円です。同じ価格下落でも、失う金額は3倍になります。
下落した後の修正を急がない
買値を下げるためだけの追加購入は、保有量と資金の集中を増やします。値下がりの原因が事業か評価条件かを確認し、今も同じ額を置く根拠があるかを考えます。怖さだけで売買を往復することも避けたい行動です。
買う前に保有期間、見直す条件、必要な支出を記します。分けて買えば高値掴みを完全に防げるわけではなく、下がり続ける商品では損失も続きます。
天井を当てる規則を探すより、複数の利益や評価倍率で負担を試算します。期待が外れた場合にも、家計に合う保有額かを点検します。