PTS HOURS PTS取引時間 市場時間と証券会社時間は別で見る 例: JNXの市場時間は長くても、証券会社の注文受付は23:59までのことがある 取引前に自分の証券会社ルールを確認 PTSの時間は、運営会社と証券会社でズレる。

まず押さえたいこと

PTSの時間を見るときは、次の2つを分けて考えます。

  1. PTS市場そのものの運営時間
  2. 証券会社で注文できる時間

同じ「JNXは翌朝6:00まで」と書かれていても、自分の証券会社でその時間まで注文できるとは限りません。

証券会社ごとの主な違い

2026年6月25日確認時点の概要です。

証券会社主な現物PTS時間夜間取引補足
SBI証券8:20〜16:30、17:00〜23:59ありJ-Marketの夜間は23:59まで受付。SOR経由のX-Market・ODXは9:00〜15:25
楽天証券8:20〜16:00、17:00〜23:59ありJAXとJNXに対応
松井証券8:20〜15:30、17:00〜翌2:00あり夜間は翌2:00まで
マネックス証券東証立会時間内のみなし夜間取引は不可

信用取引は、各社ともPTSで夜間に使えない、または日中のみの扱いが基本です。現物と信用で時間が違う点にも注意します。

SBI証券のPTS時間

SBI証券の公式案内では、現物PTSの取引時間は次の通りです。

  • デイタイム・セッション: 8:20〜16:30
  • ナイトタイム・セッション: 17:00〜23:59

ただし、ジャパンネクストのJ-Market自体は17:00〜翌6:00まで運営されています。SBI証券での夜間PTS注文は23:59までで、23:59以降の未約定注文は失効します。

また、SBI証券ではSOR経由でX-MarketとODXにも接続していますが、こちらは9:00〜15:25の時間帯です。PTSといっても、接続先ごとに時間が違います。

楽天証券のPTS時間

楽天証券は、JAXPTSとジャパンネクストPTSに対応しています。

公式ルール上の主な時間は次の通りです。

  • デイタイム・セッション: 8:20〜16:00
  • ナイトタイム・セッション: 17:00〜23:59

ジャパンネクストPTSの市場時間自体は翌朝まで続きますが、楽天証券での注文受付と取引時間は23:59までです。

松井証券のPTS時間

松井証券のPTSは、現物の夜間取引時間が比較的長いのが特徴です。

  • デイタイム・セッション: 8:20〜15:30
  • ナイトタイム・セッション: 17:00〜翌2:00

松井証券も、ジャパンネクストの市場時間そのものとは異なる自社ルールで運営しています。夜間に遅くまで取引したい人には候補になりますが、信用取引の夜間PTSはありません。

マネックス証券のPTS時間

マネックス証券の公式FAQでは、PTS取引は東証の立会時間内のみ可能で、夜間取引はできません。

つまり、PTSを使えるとしても「夜間取引できる証券会社」とは限らないわけです。

初心者が注意したいポイント

市場時間と注文時間を混同しない

「JNXは翌6:00まで」と書いてあっても、自分の証券会社が23:59までしか注文を受けないなら、実務上は23:59が区切りです。

日中PTSと夜間PTSを分けて考える

日中のPTSは東証と重なる時間帯の価格改善や約定機会の増加が目的になりやすく、夜間PTSは引け後のニュース対応や翌日準備の役割が大きいです。

信用取引は別ルール

現物は夜間対応でも、信用は前場・後場のみというケースが多いです。

まとめ

PTS取引時間は一律ではありません。

初心者がまず押さえたいのは次の3点です。

  • PTS市場の運営時間と証券会社の注文時間は別
  • 証券会社ごとにデイタイムとナイトタイムの終了時刻が違う
  • 現物と信用でも取引時間が違う

時間を勘違いすると、注文が出せない、未約定注文が失効する、夜間も信用で取引できると思っていた、というズレが起こります。取引前には、利用先の公式ルールを見るのがいちばん確実です。

PTS初心者向けシリーズ

出典・参考