PTS HOW TO PTS取引のやり方 市場指定かSORかを先に確認 時間確認 市場選択 注文入力 約定確認 注文前に、時間・市場・有効期限を見る。

まず必要なもの

PTS取引をするには、次の3点を確認します。

  1. PTS対応の証券会社の口座
  2. 取引したい銘柄が対象かどうか
  3. その証券会社でPTSを直接指定するのか、SOR経由なのか

楽天証券のように市場をJAXやJNXで指定できる会社もあれば、三菱UFJ eスマート証券のようにSOR注文を選んだ場合だけPTSに回る会社もあります。

PTS取引の流れ

1. 取引時間を確認する

まず、今がPTS注文を出せる時間帯かを確認します。

夜間対応の会社でも、注文できる時間は一律ではありません。市場そのものの運営時間と、証券会社での注文受付時間が違うことがあります。

2. 注文画面で市場または注文方法を選ぶ

主なパターンは次の2つです。

パターン
PTS市場を直接指定するJNX、JAXなどを選ぶ
SOR注文を使うシステムが東証やPTSを比較して回送する

初心者は、まず自分の証券会社がどちらの方式かを把握すると混乱しにくいです。

3. 買い注文または売り注文を入力する

通常の株式注文と同じように、

  • 銘柄
  • 株数
  • 注文方法
  • 価格
  • 預り区分

などを入力します。

夜間PTSは流動性が薄いことがあるため、初心者は価格を決められる指値注文の方が使いやすい場面が多いです。

4. 注文を確認して発注する

注文確認画面では、どの市場に出すか、SORかどうか、注文の有効期限、手数料やコース条件を見ます。

ここを見ずに発注すると、「PTSのつもりが東証だった」「夜間も有効だと思っていたら失効した」というズレが起きます。

5. 約定後に市場を確認する

約定したら、注文照会や取引履歴でどの市場で成立したかを確認します。

SOR注文では、想定と違う市場で約定することもあるため、あとから履歴を見る習慣があると理解が深まります。

買い方のポイント

PTSで株を買うときは、次の点を見ます。

  • 東証より安く買える気配があるか
  • 板が薄すぎないか
  • 夜間のニュース反応で価格が飛んでいないか
  • 権利付き最終日など、受渡日の扱いに注意が必要な日ではないか

安く見えても、出来高が極端に少ないと少数の取引で値が付いているだけ、ということがあります。

売り方のポイント

PTSで株を売るときは、次の点を見ます。

  • 東証より高い価格で売れる気配があるか
  • 売りたい数量をこなせる板の厚さがあるか
  • 夜間の一時的な急騰ではないか
  • 未約定のままセッション終了で失効しないか

特に夜間は、表示価格がよく見えても、数量が少なければ全部その価格で売れないことがあります。

初心者が失敗しやすいところ

PTS対応口座なら何でも夜間取引できると思う

実際には、証券会社によって夜間対応の有無が違います。

成行で出せばすぐ売買できると思う

流動性が薄い時間帯では、思わぬ価格で約定するリスクがあります。

注文が翌朝まで残ると思う

会社によっては、セッション終了時に未約定注文が自動失効します。

PTS価格が翌日の東証価格と同じになると思う

必ずしも一致しません。

まとめ

PTS取引のやり方は、通常の株式注文に近いですが、実際には次の確認がかなり大事です。

  • その証券会社はPTSにどう対応しているか
  • 今の時間に注文できるか
  • 直接PTS指定なのか、SOR経由なのか
  • 注文がいつまで有効か
  • どの市場で約定したか

初心者は、いきなり夜間に大きな金額を動かすより、少額で注文画面と約定履歴を観察して、東証との違いを体感するところから始めると落ち着いて理解しやすいです。

PTS初心者向けシリーズ

出典・参考