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第6章:社債の種類・応用編 / 第32回
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コールは発行体の権利
発行時に「○年後から期限前償還可能」と定め、条件を満たせば発行体の判断で元本を返済できます。投資家側から一方的に償還を要求する仕組みとは異なります。
なぜ期限前償還する?
市場金利が下がり、より低い金利で借り換えられる場合や、資本性証券を新しい商品へ置き換える場合などに利用されます。
ファーストコールは満期ではない
市場慣行上、初回コール日に償還される期待が形成されることがありますが、必ず償還される保証はありません。
投資家の再投資リスク
発行体のCallが予定より早く実行されると、高い利率を将来まで受け取れず、低い金利の商品へ再投資せざるを得ない場合があります。投資家側に繰上償還を求めるPut条項がある商品とは、権利の向きが逆です。
まとめ
発行体には選択肢が増える一方、投資家には再投資リスクが生じます。初回コール日と最終償還日を分けて読みます。