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第2章:社債の発行実務 / 第8回
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基本は基準金利+スプレッド
基本式は「国債などの基準金利+信用スプレッド」です。同じ年限の国債などに、企業固有の信用リスクを表す上乗せ金利が加わります。
格付けが影響する
一般に信用力が高い企業ほど投資家が要求する上乗せ金利は小さくなりやすく、信用リスクが高いほど大きなスプレッドが求められます。ただし格付けだけでなく、業績、財務方針、市場需給も影響します。
需要調査で最終調整
主幹事は投資家から希望スプレッドや購入額を集めます。需要が強ければスプレッドを縮小でき、弱ければ投資家に有利な条件へ調整します。
既発債も重要
新発債だけを単独で見ず、同じ企業の既発債や同業他社の利回り、市場全体の信用スプレッドと比べます。
まとめ
新発債の利率は市場金利と信用スプレッドの組み合わせです。既発債や同業他社との利回り差を比べると、提示条件の位置づけが見えます。