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第6章:社債の種類・応用編 / 第29回
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「劣後」とは返済順位のこと
企業が破綻し残余財産を債権者へ配分する場面で、劣後債は普通社債などより後順位になります。そのため元本を回収できないリスクは普通社債より高くなります。
高利回りには理由がある
返済順位が低い分、投資家は高い利回りを求めます。同じ発行体でも普通社債と劣後債では信用リスクが同じではありません。
金融機関で多い理由
銀行などでは、一定の条件を満たす劣後債が自己資本規制上の資本として扱われる場合があります。負債として資金を調達しつつ、損失吸収力を高める役割を持ちます。
見るべき条項
期限、期限前償還、利払停止・免除、実質破綻時の取扱いなどを読みます。名称より、社債要項の劣後特約が中心です。
まとめ
劣後債は利率の高さだけでなく、返済順位と利払条件が普通社債と違います。社債要項の劣後特約と期限前償還条項を読みます。