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第1章:社債の基礎 / 第2回
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調達先を銀行だけにしない
銀行借入と社債を組み合わせると、資金調達先を分散できます。経産省は、社債活用の意義として調達手段の多様化や資金調達の安定化を挙げています。
長期・固定資金を確保しやすい
設備投資やM&Aは資金回収まで時間がかかります。例えば工場投資なら10年債、翌年の償還対応なら3〜5年債というように、目的に応じて年限を考えます。長期社債なら短期借入を何度も更新するリスクも抑えられます。
市場価格を知る意味
社債を発行すると、投資家がその企業の信用力をどのスプレッドで評価するかが見えます。銀行との相対取引だけでは得にくい市場価格を把握でき、財務戦略の判断材料になります。
メリットだけではない
格付取得、証券会社への手数料、IR、法定開示などのコストと手間がかかります。発行額が小さい場合や市場環境が悪い場合には、銀行借入の方が効率的なこともあります。
まとめ
社債を出せることより、無理なく返せる設計になっているかを見ることが大切です。長期・固定資金を得ても、利払いと満期返済は残ります。