まず結論
既存店では客数と客単価の両方が前年を上回った。ただし、対象はアダストリア単体であり、アンドエスティHDの連結売上が10.9%増えたという意味ではない。
月次実績のポイント
| 指標 | 開示値 |
|---|---|
| アダストリア全店売上高・前年同月比 | 110.9%(10.9%増) |
| 既存店売上高・前年同月比 | 108.8%(8.8%増) |
| 既存店客数・前年同月比 | 104.6%(4.6%増) |
| 既存店客単価・前年同月比 | 104.0%(4.0%増) |
会社は、低めの気温を背景に秋物衣料が好調だったと説明している。前年より休日が1日多く、既存店売上の前年比に2.1ポイントのプラス影響があったとの試算も示した。天候不順による時短営業や臨時休業の店舗は、既存店の集計から除外していない。
株価材料として見る点
客数と単価がそろって増えた点は、売上の中身を見る材料となる。一方、休日増の寄与も含むため、8.8%増すべてを商品力の改善とみなすのは早い。次月も客数の伸びが続くか、決算で粗利率や値引きの影響がどう出るかを追う。
リスクと確認点
速報はWEBストアを含むアダストリア単体の数値で、他の国内・海外子会社と法人向け卸売専業部門の売上は含まない。改装で月中1日以上休業した店舗は原則として既存店から除外される。速報値は翌月開示で修正される場合がある。
関連ページ
出典
- アンドエスティHD・公式IR情報 — 2026年10月2日公表「月次売上高前年比に関するお知らせ」。