記事の図解

まず結論

9月は稼働室が8月より83室増え、稼働率も67.0%から67.4%へ上がりました。部屋数が56室増えた中で稼働率が上向いた点は前進です。ただし、月次資料に賃料単価や売上高はなく、稼働率だけで収益の伸びまでは判断できません。

月次実績のポイント

指標2026年8月2026年9月変化
収納室数13,565室13,621室+56室
稼働室数9,092室9,175室+83室
稼働率67.0%67.4%+0.4ポイント
2年以上稼働率76.4%76.9%+0.5ポイント

2026年1月以降に出店した店舗を除く稼働率は70.7%です。9月は京都府木津川市、香川県高松市、愛媛県新居浜市に各1店舗を出店し、閉店はありませんでした。10月以降にも複数の出店計画が記載されています。

株価材料として見る点

収納室の供給拡大に対して、稼働室がそれ以上のペースで増えたため、9月の稼働率は上昇しました。次の確認点は、増設した区画の稼働が進み、保管スペースの利用料収入に結び付くかです。稼働率の上昇だけでは単価や利益率の変化は分かりません。

リスクと確認点

稼働率は前年同月比ではなく、各月末時点の利用状況です。新店を含めた全体稼働率と、開業から時間が経った店舗の稼働率は分けて見る必要があります。月次資料には売上高、賃料単価、営業利益の開示がないため、次回決算で稼働率の改善が売上と採算に反映されたかを確認します。

関連ページ

出典

  • 「2026年9月 月次実績」、株式会社ストレージ王、2026年10月5日公表(IRライブラリ)