記事の図解

まず結論

9月は既存店売上が前年を上回り、8月の2.31%増から伸び率も小幅に高まりました。ただし客数は前年割れが続き、売上を支えたのは客単価の上昇です。上期累計は既存店で1.42%増。売上の伸びが利益にもつながったかは、次の決算で分けて見ます。

9月月次実績

指標前年比指数前年比の増減
全店売上高103.25%3.25%増
既存店売上高102.73%2.73%増
既存店客数99.25%0.75%減
既存店客単価103.51%3.51%増
4〜9月・既存店売上高101.42%1.42%増

会社資料の数値は、同社の100%子会社である食品スーパー各社の合計です。また、売上高は「収益認識に関する会計基準」などを適用していない店舗売上高です。

売上の見方

客数が0.75%減る一方、客単価は3.51%上昇しました。客単価の伸びが客数減を補った形に見えますが、開示資料はその要因を説明していません。価格改定や商品構成など、個別の理由まではこの数字だけで特定できません。

4〜9月の既存店売上は1.42%増でした。9月単月の伸びはこれを上回るものの、月次売上だけでは粗利益率や人件費などを含む利益の方向は判断できません。上期決算で客数の回復と採算を確認する局面です。

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出典