まず結論
9月は全店・既存店とも前年を上回りました。既存店では客数が前年同月比2.3%減った一方、客単価は12.2%上昇しています。売上の伸びが販売数量の回復を伴ったかは、この数字だけでは確認できません。
9月の月次実績
同社資料の指数は前年同月を100とした比較です。絶対額の月次売上高は開示されていません。
| 指標 | 前年同月比指数 | 増減率換算 |
|---|---|---|
| 全店売上高 | 113.8% | 13.8%増 |
| 全店客数 | 103.4% | 3.4%増 |
| 全店客単価 | 110.1% | 10.1%増 |
| 既存店売上高 | 109.7% | 9.7%増 |
| 既存店客数 | 97.7% | 2.3%減 |
| 既存店客単価 | 112.2% | 12.2%増 |
全店の対象は国内直営店、EC、富裕層ビジネスです。既存店は前年の期首から期末まで通年稼働した国内直営店を指します。9月末の登録名簿数は45.5万人で、8月末から0.4万人増加しました。
資料は、既存店についてブライダル関連商品の客単価上昇、ECについて自社サイトとZOZOTOWNの寄与、富裕層ビジネスについて催事と高額商品の販売を挙げています。これらは会社による説明です。
株価材料として見る点
売上指数の上昇は確認できますが、既存店は客数減を客単価で補った形です。販売数量の動きと利益率は月次資料にありません。次の決算では、客数の回復が続くか、単価上昇が利益にもつながるかが確認点です。
リスクと確認点
この資料の見出しは「2026年8月期」とする一方、対象期間欄は「2026年9月1日~2027年8月31日」と記載しています。年度表示が一致しないため、本記事では報告対象を9月分として記載しています。また、指数のみから売上高の金額や利益の増減を推計することはできません。
関連ページ
出典
- フェスタリアホールディングス「2026年8月期 国内事業 月次売上速報」(2026年10月13日公表、公式IR)。