ファブリカホールディングスの2026年9月月次売上高

まず結論

9月の連結売上高は前年同月を上回り、4〜9月累計も前年同期比11.6%増だった。ただし、伸びは事業間で均一ではない。ビジネスコミュニケーションが15.8%増の一方、オートサービスは15.0%減。全社の売上成長だけでなく、減収事業の推移と利益への影響を追いたい。

9月の月次実績

事業9月売上高前年同月比4〜9月累計前年同期比
連結925百万円107.8%(+7.8%)5,583百万円111.6%(+11.6%)
ビジネスコミュニケーション613百万円115.8%(+15.8%)3,706百万円118.5%(+18.5%)
オートモーティブプラットフォーム160百万円106.8%(+6.8%)938百万円110.3%(+10.3%)
オートサービス151百万円85.0%(−15.0%)938百万円91.5%(−8.5%)

前年同期比は指数で示されているため、括弧内に増減率を併記した。各事業の9月売上高の合計は924百万円で、連結売上高925百万円と1百万円の差がある。4〜9月累計も事業別合計は5,582百万円となり、連結値5,583百万円と一致しない。資料は差の理由を説明していない。百万円単位の表示に伴う丸めなどが考えられるものの、要因は特定できない。

株価材料として見る点

連結売上の増加をけん引したのは、売上構成の大きいビジネスコミュニケーション事業だった。対してオートサービスは単月・累計とも前年を下回る。前年同期比の比較は今期のセグメント区分に合わせて前年数値を組み替えたものだが、速報値であり、事業別の利益は今回の月次資料に示されていない。次の決算では各事業の利益率や費用を確認したい。

会社が示す2027年3月期の通期連結売上高予想は116億3,000万円。月次売上は速報であり、この一回の開示だけで通期予想の達成を判断することはできない。

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出典

  • ファブリカホールディングス「2027年3月期 月次売上高推移のお知らせ」(2026年10月13日公表、公式IR)。確認日:2026年10月13日。