ワークマンの2026年10月月次速報

まず結論

既存店売上は1.1%増だが、来店客数は5.0%減った。全店の増収率5.5%には店舗網の変化も含まれるため、既存店の販売状況と分けて読む。月次で売上が増えていても、利益率の改善や業績予想の修正を示すものではない。

月次実績のポイント

対象・指標10月の前年同月比増減率
全店売上105.5%+5.5%
全店客数99.0%-1.0%
全店客単価106.6%+6.6%
既存店売上101.1%+1.1%
既存店客数95.0%-5.0%
既存店客単価106.4%+6.4%

前年同月比は前年を100とする比率で、増減率とは異なる。

会社によるとリカバリーウエアが売上を支えた一方、秋冬商品は月間を通じた高い気温で伸び悩んだ。下旬の気温低下で動き始めたものの、月全体では弱さが残ったという。

10月は9店舗を開店し、月末店舗数は1,120店。4〜10月累計の売上前年比は全店118.0%、既存店113.0%で、将来の通期売上予想ではない。

株価材料として見る点

次の月次では、既存店客数が回復するかと秋冬商品の販売を確認する。客単価上昇の内訳や粗利・販管費はこの速報だけでは分からない。会社が11月9日に予定する中間決算で、売上拡大と利益の関係を確認したい。

リスクと確認点

単月の既存店は月末時点で継続して満13か月以上営業する店舗、累計の既存店は2025年3月末までに開いた店舗で定義が異なる。売上は店舗ベースの未監査速報で、決算・四半期の会計上の修正を行っていない。客数と客単価は丸められた比率であり、掛け算から厳密な売上額を逆算しない。

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出典

  • ワークマン「2027年3月期 月次前年比速報に関するお知らせ」(2026年11月2日)、公式月次・IR情報