上場の概要
今回の上場では募集・売出しがなく、公募価格と吸収金額は設定されていません。値動きを見る際は、流通参考値段200円と市場で成立した価格を区別します。
IPO基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | クラサスケミカル株式会社 |
| 証券コード | 646A |
| 上場日 | 2026年9月29日 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 上場方式 | 募集・売出しなしのダイレクトリスティング |
| 公開価格・吸収金額 | 未設定 |
| 流通参考値段 | 200円(JPX掲載) |
何をしている会社か
クラサスケミカルは、エチレン・プロピレンなどの基礎石油化学製品、酢酸系の有機化学製品、合成樹脂製品を製造・販売します。大分コンビナートを主要拠点とし、自動車、家電、衣料、塗料、食品包装などの産業に原料を供給しています。
2025年12月期の連結売上高は3,039億円でした。製品市況や原料価格の変動が大きい業種で、売上規模だけでなく、製品価格と原料価格の差、設備稼働率、修繕・脱炭素投資が利益とキャッシュにどう表れるかを見ます。
646AのIPOで見たいポイント
- ナフサなど原料価格と製品市況の変化
- 大分コンビナートの稼働率、定期修繕、設備投資
- 製品別の採算や営業キャッシュ・フローの開示範囲
- ダイレクトリスティング後の流通株式と売買成立状況
初値
初値は218円で、JPXの流通参考値段200円を18円(9%)上回りました。公募価格がないため、通常のIPOのように「公開価格を何%上回ったか」は算出できません。上場後の売買が続くか、流通株式を市場がどう評価するかが次の確認点です。