何が変わるのか
積水ハウスは、2013年12月2日付で単元株式数を1,000株から100株へ変更することに合わせ、株主優待制度を見直した。
変更後も、毎年1月31日の株主名簿を基準とする魚沼産コシヒカリ(新米)5kgの贈呈制度は残る。ただし、対象は1,000株以上の株主となり、2014年1月31日の株主名簿から適用された。
一方、同社グループとの取引時の値引きに使える株主優待ポイント制度は廃止された。100株以上の株主に半期ごとに付与していたポイントは、2014年1月31日基準の株主に対する2014年4月30日付の付与を最後に終了した。
対象株主と条件
変更後の米優待は、毎年1月31日の株主名簿に1,000株以上を保有する株主が対象となる。
| 項目 | 変更後 |
|---|---|
| 基準日 | 毎年1月31日 |
| 必要株数 | 1,000株以上 |
| 優待内容 | 魚沼産コシヒカリ(新米)5kg |
| 適用開始 | 2014年1月31日基準分 |
現在の積水ハウスの株主優待も、1月31日基準で1,000株以上を対象とする米優待として整理されている。
優待内容
残った優待は、1,000株以上の株主に対する魚沼産コシヒカリ(新米)5kgの贈呈だ。金券や固定額のクーポンではないため、優待価値を固定額で見るより、贈呈品の内容と必要株数を分けて確認したい。
廃止された株主優待ポイント制度は、100株以上の株主を対象に半期ごとに付与されていた。単元株式数が100株へ下がるタイミングで、小口株主向けのポイント付与が終了した点が、この開示の大きな読みどころになる。
適用開始とスケジュール
米優待の変更は2014年1月31日の株主名簿から適用された。ポイント制度は、2014年1月31日基準の株主に対する2014年4月30日付のポイント付与を最後に廃止された。
付与済みポイントは、開示時点では有効期限まで利用可能とされていた。制度そのものは廃止だが、既に付与されたポイントの扱いまで即時失効ではなかった。
優待投資として見るときの注意点
この変更は、単元株式数の引き下げと同時に行われた。売買単位は小さくなる一方、優待ポイントはなくなり、米優待は1,000株以上が条件になったため、100株保有だけで優待を期待する投資家には不利な変更だった。
株主優待はその後も変更・廃止される可能性がある。現在の条件を見るときは、過去の開示だけでなく、会社の最新の株主優待ページもあわせて確認したい。
まとめ
積水ハウスは2013年11月13日、株主優待制度の変更と一部廃止を発表した。魚沼産コシヒカリ(新米)5kgの贈呈は1,000株以上を対象に継続し、株主優待ポイント制度は2014年4月30日付の付与を最後に廃止された。
現在の積水ハウスの優待ページを見るうえでも、この2013年開示は、なぜ米優待が1,000株以上を基準に残っているのかを確認する手がかりになる。