コジマ(7513) 8月末の株主優待を拡充 2026年8月31日基準分から適用 変更前 各株数区分 変更後 +1,000円 2月末基準分と長期保有加算は据え置き

何が変わるのか

変更対象は、8月末を基準日とする「所有株式数に応じた株主優待制度」である。全5区分で1,000円券を1枚ずつ増やす。

保有株式数変更前変更後増加額
100株以上1,000円分2,000円分1,000円分
500株以上3,000円分4,000円分1,000円分
1,000株以上5,000円分6,000円分1,000円分
3,000株以上15,000円分16,000円分1,000円分
5,000株以上20,000円分21,000円分1,000円分

2月末基準分は変更されない。2月分は100株以上で2,000円分、500株以上で4,000円分、1,000株以上で6,000円分となっている。

対象株主と長期保有条件

新制度は、2026年8月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主から適用する。通常優待は100株以上が対象で、保有期間の条件はない。

8月末基準分には、通常優待とは別に長期保有分が加算される。1年以上2年未満の継続保有では1,000円分、2年以上では2,000円分を追加する。この加算額は今回変更されていない。

継続保有の判定には同一株主番号での連続記録が必要だ。1年以上2年未満は2月末・8月末の株主名簿に連続3回または4回、2年以上は連続5回以上の記載または記録が条件となる。直近の8月末時点では100株以上を保有している必要がある。

適用開始と発送時期

最初の対象基準日は2026年8月31日。優待券は2026年11月下旬頃に発送され、使用期限は2027年5月31日となる。

コジマの株主優待は年2回で、2月末基準分は5月下旬頃、8月末基準分は11月下旬頃に発送される。今回増えるのは8月末基準分のみである。

優待券を利用できる場所

株主様お買物優待券は1枚1,000円。コジマ全店舗とコジマネットのほか、ビックカメラ、ソフマップ、ビックカメラアウトレットの各店舗でも利用できる。ビックカメラグループの通信販売は対象外となる。

指定された金券や商品等の購入には利用できず、釣り銭は出ない。また、優待券で支払った金額分にはポイントが付かない。

優待投資として見るときの注意点

100株を保有期間の条件なしで継続保有する場合、2月分2,000円と8月分2,000円を合わせ、年間4,000円分になる。もっとも、券面額をそのまま経済的な利益とみなせるかは、対象店舗を普段から使うか、期限内に使い切れるかで変わる。

長期保有優待を考える場合は、株主番号の連続性にも注意が必要だ。貸株サービス、全株売却、口座変更などにより株主番号が変わると、連続保有として扱われない場合がある。株主優待の拡充だけで投資判断を決めず、株価変動や業績も分けて確認したい。

まとめ

コジマは2026年8月末基準分から、所有株式数に応じた株主優待券を全区分で1,000円分増額する。100株以上は8月分が2,000円となり、保有期間の条件がない場合の年間額は4,000円分になる。

2月末基準分と長期保有加算は据え置きである。実際の受取額を確認するときは、株数区分、8月末時点の株数、同一株主番号による保有期間を分けて見る必要がある。

参考