新設される株主優待
対象は500株以上を保有する株主。継続保有期間の条件は公表されていない。保有株数に応じて、新潟県産雪蔵コシヒカリを受け取れる。
| 保有株式数 | 1回あたり | 通常制度の年間合計 |
|---|---|---|
| 500株以上800株未満 | 4kg | 8kg |
| 800株以上1,000株未満 | 6kg | 12kg |
| 1,000株以上1,500株未満 | 10kg | 20kg |
| 1,500株以上10,000株未満 | 20kg | 40kg |
| 10,000株以上 | 25kg | 50kg |
年間合計は、6月末と12月末の年2回実施する通常制度で、同じ株数区分を維持した場合の数量。初回は年1回のため、1回分だけとなる。
初回は2026年11月末基準
前澤ホールディングスは2026年6月1日に設立され、初年度の2027年3月期は10か月の変則決算となる。このため、初回だけ通常の6月末・12月末ではなく、2026年11月末の株主名簿を基準に年1回実施する。
初回分は2026年10月に収穫した米を、2027年1月中旬頃に郵送する予定。500株以上を11月末の基準日に保有していれば対象となり、長期保有条件は示されていない。
2028年3月期からは年2回
2028年3月期は2027年6月末と12月末の2回を基準日とし、各回で同じ数量を贈る予定だ。500株以上800株未満なら年間8kg、1,000株以上1,500株未満なら年間20kgとなる。
会社は来期以降も毎年同様の制度を実施する予定としている。通常制度の具体的な発送時期は、実施時期が近づいた段階で会社ウェブサイトから案内される。
雪蔵コシヒカリを選んだ理由
前澤ホールディングスは、前澤工業と前澤化成工業の共同株式移転により設立された。両社の創業者の出身地が新潟県であることから、ゆかりのある特産品として米を選んだ。
優待品は、越後ファームが奥阿賀で生産する新潟県産雪蔵コシヒカリ。収穫後は天然雪を使った雪蔵で玄米のまま保管される。
優待投資として見るときの注意点
最低条件は500株で、100株保有では対象にならない。必要投資額を確認したうえで、米の数量だけでなく、配当、業績、株価変動も分けて見たい。
食品優待は市場価格や送料を含む固定金額が公表されていないため、金額ベースの優待利回りを一律に計算するのは難しい。また、初回と通常制度では基準月が異なる。2026年は11月末、2027年以降は6月末と12月末という違いに注意したい。
まとめ
前澤ホールディングスは、500株以上の株主に新潟県産雪蔵コシヒカリ4〜25kgを贈る株主優待を新設した。初回は2026年11月末基準の年1回で、2027年1月中旬頃に発送する予定だ。
2028年3月期からは毎年6月末と12月末の年2回実施する。保有株数が同じなら年間8〜50kgとなるが、最低保有株数は500株である点を確認しておきたい。
参考
- 前澤ホールディングス「IR情報」
- 前澤ホールディングス「株主優待制度導入に関するお知らせ」、2026年7月14日公表。