力の源ホールディングス(3561) 食事優待券を電子カード化 2026年3月末基準分から 変更前 紙券・アプリ 1,000円単位 変更後 リチャージ型カード 10円単位 贈呈基準・優待金額は変更なし/ECクーポンは紙を継続

何が変わったのか

電子化の対象は、力の源ホールディングスの店舗で使える食事優待券である。2026年3月末基準分から、紙券またはアプリへの配布をリチャージ型の電子カードへ変更した。

項目変更前変更後
配布方法紙券またはアプリリチャージ型の電子カード
券種1,000円券各贈呈基準の金額をチャージ
利用単位1,000円単位、釣り銭なし10円単位

カード裏面のバーコードを店舗のレジまたは券売機で読み取って利用する。1,000円未満の端数にも充てやすくなった点が、株主にとっての実務上の変更点だ。

対象株主と優待金額

基準日は毎年3月末と9月末で、100株以上が対象となる。優待額は保有株式数と保有期間で決まり、今回の電子化では金額を変更していない。

保有株式数1年未満1年以上
100株以上500株未満2,000円分4,000円分
500株以上1,000株未満8,000円分10,000円分
1,000株以上3,000株未満10,000円分15,000円分
3,000株以上15,000円分20,000円分

表は1回あたりの金額で、年2回実施される。100株以上500株未満を1年未満保有する株主は食事優待カードのみ。その他の区分では、同額の食事優待カード、ECサイトクーポン券、寄付から1種類を選ぶ。

継続保有の判定

1年以上の継続保有として扱われるには、3月末と9月末の株主名簿に、同一株主番号で100株以上を連続3回以上記載または記録される必要がある。

貸株サービスの利用や全株売却、口座変更などで株主番号が変わると、継続保有の判定に影響する場合がある。長期保有区分を確認するときは、保有年数だけでなく株主番号の連続性も見ておきたい。

発送と有効期間

3月末基準分は同年7月に発送し、到着日から翌年1月末日まで利用できる。9月末基準分は翌年1月に発送し、到着日から翌年7月末日までが有効期間となる。

今回の電子化は店舗向けの食事優待券が対象で、ECサイトクーポン券は引き続き紙で配布する。優待品の選択方法や対象店舗は、会社の案内と株主優待ページで確認したい。

優待投資として見るときの注意点

10円単位で使えるようになり、以前より残高を使い切りやすくなった。ただし、カード残高は現金ではなく、対象店舗で期限内に使うことが前提になる。生活圏に対象店舗があるか、年2回の優待額を無理なく消化できるかで実際の価値は変わる。

株主優待だけで投資判断を決めず、必要投資額、株価変動、業績、配当、制度変更の可能性も分けて確認しておきたい。

まとめ

力の源ホールディングスの食事優待券は、2026年3月末基準分からリチャージ型の電子カードへ切り替わった。店舗のレジまたは券売機で読み取り、10円単位で利用できる。

対象株数、保有期間による優待額、年2回の基準日は変更されていない。ECサイトクーポン券は紙のままであるため、選んだ優待品によって受取方法が異なる点に注意したい。

参考

  • 力の源ホールディングス「株主優待」
  • 力の源ホールディングス「株主優待券の電子化に関するお知らせ」、2026年3月18日公表。
  • バリューデザイン「力の源ホールディングスの株主優待券電子化を支援」、2026年7月15日公表。