何が変わるのか
変更点は、優待金額の一部増額、保有株数区分の追加、優待品の選択肢拡充の3つ。2026年9月30日を基準日とする優待から適用する。
従来は7年以上を最長の保有期間区分としていたが、変更後は「7年以上10年未満」と「10年以上」に分ける。10年以上では保有株数を100株以上200株未満、200株以上300株未満、300株以上500株未満、500株以上の4段階とし、最高1万5,000円分まで増やす。
変更後の優待金額
| 継続保有期間 | 100~199株 | 200~299株 | 300~499株 | 500株以上 |
|---|---|---|---|---|
| 1年以上3年未満 | 1,000円分 | 1,500円分 | 1,500円分 | 1,500円分 |
| 3年以上5年未満 | 2,000円分 | 3,000円分 | 3,000円分 | 3,000円分 |
| 5年以上7年未満 | 4,000円分 | 5,000円分 | 5,000円分 | 5,000円分 |
| 7年以上10年未満 | 6,000円分 | 7,000円分 | 7,000円分 | 7,000円分 |
| 10年以上 | 8,000円分 | 9,000円分 | 10,000円分 | 15,000円分 |
いずれの区分も、同額のQUOカードまたはデジタルギフトから選択する。
増額される区分
1年以上3年未満の100~199株と、3年以上5年未満の100~199株は金額を据え置く。それ以外は増額となる。
特に10年以上保有する場合は、従来の7年以上区分と比べて100~199株が5,000円分から8,000円分へ、200~299株が6,000円分から9,000円分へ増える。新設される300~499株は1万円分、500株以上は1万5,000円分となる。
デジタルギフトを追加
従来はQUOカードのみだったが、変更後はデジタルギフトも選択できる。会社が例示した交換先にはAmazonギフトカード、PayPayマネーライト、QUOカードPay、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント、Vポイントなどが含まれる。
交換先は一部の例であり、今後変更される可能性がある。
継続保有条件
毎年3月31日と9月30日の株主名簿に、同一株主番号で100株以上を継続して記載された回数により保有期間を判定する。1年以上は連続3回以上、3年以上は7回以上、5年以上は11回以上、7年以上は15回以上、10年以上は21回以上の記載が必要となる。
証券会社の貸株サービスを利用した場合や、保有株式を全て売却した後に買い戻した場合などは株主番号が変わり、継続保有と認められないことがある。
優待投資として見るときの注意点
最大1万5,000円分は500株以上を10年以上継続保有した場合の金額で、100株を保有すれば受け取れるわけではない。最低区分は100株以上・1年以上で1,000円分となる。
長期保有の判定には株主番号の継続性が関わる。優待だけで投資判断を決めず、必要投資額や株価変動、交換先の変更可能性も確認したい。
まとめ
丸山製作所は2026年9月末基準分から、株主優待の一部を増額し、10年以上保有者向けの株数区分を追加する。優待品にはデジタルギフトも加わり、QUOカードとの選択制になる。対象となる最低条件は100株以上・1年以上で変わらない。
参考
- 丸山製作所「配当状況と株主優待」
- 丸山製作所「IR情報」
- 丸山製作所「株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ」、2026年8月10日公表。
- 丸山製作所(6316)株主優待ページ