何が変わるのか
変更後は優待券1枚の額面が500円となり、税込1,000円の買い物ごとに1枚利用できる。買い物額の全額を優待券だけで支払える制度ではなくなり、利用時には原則として商品代金の半額以上を別の方法で支払うことになる。
少数株主の区分は基準日も変わる。100株以上500株未満は6月末基準だけとなり、100株以上200株未満は500円分を年1回、200株以上500株未満は会社開示上「500円分×年2回」とされている。
変更後の優待額
2026年12月末基準分からの年間優待額は次のとおり。500株以上は6月末と12月末に同額を受け取る。
| 保有株式数 | 1年以上 | 3年以上 | 基準日 |
|---|---|---|---|
| 100株以上200株未満 | 年500円分 | 年500円分 | 6月末 |
| 200株以上500株未満 | 年1,000円分 | 年1,000円分 | 6月末 |
| 500株以上700株未満 | 年3,000円分 | 年4,000円分 | 6月末・12月末 |
| 700株以上1,000株未満 | 年5,000円分 | 年7,000円分 | 6月末・12月末 |
| 1,000株以上 | 年1万円分 | 年1万3,000円分 | 6月末・12月末 |
1,000株以上を1年以上継続保有する株主には、6月末基準で年1回の特別優待品も引き続き進呈する。内容は決定後に会社ホームページなどで案内される。
継続保有の判定
1年以上継続保有は、6月末と12月末の株主名簿に同一株主番号で3回連続して記録または記載されることが条件。3年以上は7回連続が必要となる。
貸株サービスなどで株主番号が変わると、継続保有期間がリセットされる場合がある。保有株数は1年以上区分では3回目、3年以上区分では7回目の株主名簿で判定する。
発送時期と利用先の変更
6月末基準分は9月下旬、12月末基準分は翌年3月上旬に発送する予定。特別優待品は12月発送予定となっている。
利用先にも終了予定がある。ヴォーグ学園での優待券利用は2026年9月30日、優待券をクラフトハートトーカイ会員ポイントへ振り替えるサービスは2027年2月28日で終了する。
変更理由
会社によると、株主関連費用は2020年6月期の5,600万円から2026年6月期の1億8,600万円へ増えた。少数単元株主の増加で費用負担が膨らむ一方、2025年6月期に復配したことから、今後は配当を中心に株主優待とのバランスを取る方針だ。
まとめ
ジャパンクラフトHDの株主優待は、2026年12月末基準分から金額と利用条件が大きく変わる。特に100株区分は年500円分となり、優待券も税込1,000円ごとに500円券1枚しか使えない。1,000株以上の特別優待品は残るが、優待目的で保有する場合は変更後の年間額と必要な継続保有期間を確認したい。
参考
- ジャパンクラフトホールディングス「株主優待制度」
- ジャパンクラフトホールディングス「IR情報」
- ジャパンクラフトホールディングス「株主優待制度の変更に関するお知らせ」、2026年8月10日公表。
- ジャパンクラフトホールディングス(7135)株主優待ページ