2026.08.29|通常制度の年間最大額 株主優待 金額TOP10 1位相当・3銘柄 40万円 4位 24万円 5位 20万円 ポイント・ギフト・金券を比較|割引・抽選・記念優待は除外 kabutrack.com

ランキングの見方

KABUTRACKで現在の優待制度が確認できる銘柄を対象に、固定額が示されているポイント、デジタルギフト、QUOカード、電子優待券などを比較した。年2回や四半期ごとの制度は年間分を合算し、通常制度の最大株数帯を採用している。

割引率だけが示される優待、サービス無料分、施設利用権、抽選優待、商品価格をそのまま金額換算できない優待、1回限りの記念優待はランキングから外した。長期保有による加算は、通常額と区別して注記している。

同額の銘柄は同順位としたため、掲載銘柄数は10社を超えている。

株主優待の年間金額TOP10

順位相当銘柄通常制度の年間最大額条件・内容
1位リンクアンドモチベーション(217040万円分2万株以上・5年超。デジタルギフト20万円分を年2回
1位Trailhead Global Holdings(335840万円相当5万株以上・1年以上。ポイント20万円相当+QUOカード20万円分
1位サイプレス・ホールディングス(428A40万円分18,100株以上。電子優待券20万円分を年2回
4位ニッソウ(144424万円相当2,000株以上。ポイント12万円相当を年2回
5位ジェリービーンズグループ(307020万円相当4,000株以上。ポイント10万円相当を年2回
6位Lib Work(143114万円相当5,000株以上。ポイント3万5,000円相当を年4回
6位MTG(780614万円相当1万株以上・3年以上。公式オンラインショップ用ポイント
6位ジェイフロンティア(293414万円相当1,500株以上・6か月以上。ポイント年1回
9位JALCOホールディングス(662512万5,000円分10万株以上。QUOカード、基準日は9月末
10位相当and factory(703512万円相当7,000株以上。ポイント年1回
10位相当レイズネクスト(637912万円相当株式分割後3万株以上。ポイントを年2回
10位相当Sun Asterisk(405312万円相当4,000株以上・1年以上。ポイント年1回
10位相当東急不動産ホールディングス(328912万円相当2万株以上・3年以上。ポイント年2回

上位銘柄の内容と注意点

1位相当:40万円分の3銘柄

リンクアンドモチベーション(2170)は、6月末と12月末の年2回、デジタルギフトを進呈する。最大区分は2万株以上・5年超で、現在の制度では1回20万円分、年間40万円分となる。QUOカードPayや各種ギフトカードなどへの交換先が案内されている。

同社は2026年12月末基準分から、進呈額を従来比10%増額すると発表している。拡充後の最大額は年間44万円分となる予定だが、本ランキングでは2026年8月29日時点で現在適用されている通常額を採用した。

Trailhead Global Holdings(3358)は、9月末と3月末に公式オンラインショップ用ポイントを進呈し、3月末にはQUOカードも進呈する。5万株以上・1年以上保有の場合、ポイントは年20万円相当、QUOカードは年20万円分となる。ポイントはグループ共通お食事券への交換も可能だが、利用先は同社グループのサービスに限られる。

サイプレス・ホールディングス(428A)は、2月末と8月末を基準日として、グループ店舗で使える電子優待券を年2回進呈する。18,100株以上では各20万円分となる。ただし、現金化できる制度ではなく、利用対象は同社グループ店舗である。

4位:ニッソウは長期保有で26万4,000円相当

ニッソウ(1444)は、1月末と7月末にニッソウ・プレミアム優待倶楽部のポイントを進呈する。2,000株以上では1年未満の通常額が各12万円、年間24万円相当。1年以上継続保有の区分では各13万2,000ポイントとなり、年間26万4,000円相当になる。

表では通常制度の基準となる24万円相当を記載した。長期保有区分を受け取れるかどうかで金額が変わるため、保有期間の判定を確認したい。

5位:ジェリービーンズグループはポイント利用上限に注意

ジェリービーンズグループ(3070)は、1月末と7月末の年2回、株主優待ポイントを進呈する。4,000株以上では各10万円相当で、通常額は年間20万円相当となる。

ポイントは株主専用サイトで使えるが、商品購入価格の50%が利用上限となる。2年以上の継続保有では、長期保有ポイントの加算により年間24万円相当まで増えるが、無料プレゼントやクーポン割引の価値は表の金額に含めていない。

6位相当:ポイント年14万円前後の3銘柄

Lib Work(1431)は、9月末、12月末、3月末、6月末の年4回、5,000株以上で各3万5,000ポイントを進呈する。通常額は年間14万円相当で、同一株主番号による長期保有でポイントが1.1倍になる制度もある。6月末基準ではQUOカード1,000円分もあるため、実際の受取額は条件によって変わる。

MTG(7806)は、9月末基準で公式オンラインショップ用ポイントを年1回進呈する。1万株以上・3年以上では14万ポイントとなる。ポイントは現金ではなく、公式ショップでの商品購入に使う仕組みだ。

ジェイフロンティア(2934)は、11月末基準で、1,500株以上・6か月以上の継続保有株主に14万ポイントを進呈する。ポイントは商品や体験ギフト、ふるさと納税などに利用できるが、現金振込ではない。

9位以下:QUOカードとポイント制度

JALCOホールディングス(6625)は、2026年9月末基準分から、10万株以上の株主に12万5,000円分のQUOカードを進呈する。3,000株以上5,000株未満は対象外となるなど、変更後の最低株数に注意が必要だ。

10位相当は、年間12万円相当の4銘柄が並ぶ。and factory(7035)は8月末基準のポイント、レイズネクスト(6379)は3月末・9月末の年2回ポイント、Sun Asterisk(4053)は12月末基準のポイント、東急不動産ホールディングス(3289)は長期保有株主向けポイントが中心となる。

金額ランキングだけでは分からない確認事項

金額が大きい銘柄ほど、必要株数も大きくなりやすい。100株で受け取れる優待を探す場合と、数千株以上を保有して最大額を狙う場合では、必要な投資金額も株価変動の影響も大きく異なる。

また、ポイントや電子券には利用先と期限がある。オンラインショップ限定、グループ店舗限定、購入金額の利用上限、スマートフォンでの手続きなど、額面以外の条件を確認したい。デジタルギフトも交換先によって手数料や利用範囲が変わる場合がある。

記念優待や初年度だけの特例を通常の年間額に加えると、翌年以降の優待額を過大に見積もることになる。本記事では、継続する通常制度を中心に比較し、一時的な増額は本文で分けて記載した。

まとめ

現在の通常制度で年間最大額が大きい株主優待は、リンクアンドモチベーション、Trailhead Global Holdings、サイプレス・ホールディングスの40万円分が上位となった。次いで、ニッソウの24万円相当、ジェリービーンズグループの20万円相当が続く。

一方、ランキングの前提は最大株数帯や継続保有条件である。優待額の大きさだけでなく、必要株数、優待の利用先、期限、ポイントの利用上限、制度変更の可能性を分けて確認したい。

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参考