何が変わるのか
ホリイフードサービスの株主優待は、毎年11月末を基準日とする500株以上の株主向け制度です。ジャパネットギフトカード(電子クーポン)とホリイフード食事券から選ぶ仕組みは維持され、2026年11月末基準分から1年以上継続保有した株主には上乗せ分が適用されます。
今回の開示では、これに加えて特別優待の抽選会を新設します。2026年11月末時点で1,000株以上を保有する株主に、1,000株ごとに1抽選券を付与し、応募者の中から5組10名に「クルーズ船による日本一周旅行・南国旅行」を贈呈します。
対象株主と条件
通常の選択式優待は、毎年11月末日の株主名簿に記載または記録された500株以上の株主が対象です。保有株数は500株、700株、1,000株、1,500株、2,000株の区分で、保有期間1年未満と1年以上で内容が分かれます。
1年以上継続保有の判定は、5月末と11月末の株主名簿に、同一の株主番号で各保有株式区分以上の保有が連続3回以上記載または記録されていることが条件です。2026年11月末基準分は経過措置として、2026年5月末と11月末の2回連続の保有記録で判定されます。
抽選会の対象条件として開示されたのは、2026年11月末日に1,000株以上を保有していることです。抽選券の応募方法や、長期保有区分との関係などは、今回の資料では詳しく示されていません。
優待内容
通常区分の主な内容は次のとおりです。各区分で、ジャパネットギフトカードまたはホリイフード食事券のいずれかを選びます。
| 保有株数 | 1年未満:ギフトカード | 1年未満:食事券 | 1年以上:ギフトカード | 1年以上:食事券 |
|---|---|---|---|---|
| 500株以上 | 10,000円相当 | 15,000円相当 | 11,000円相当 | 20,000円相当 |
| 700株以上 | 20,000円相当 | 30,000円相当 | 22,000円相当 | 35,000円相当 |
| 1,000株以上 | 50,000円相当 | 75,000円相当 | 55,000円相当 | 85,000円相当 |
| 1,500株以上 | 75,000円相当 | 110,000円相当 | 82,500円相当 | 125,000円相当 |
| 2,000株以上 | 100,000円相当 | 150,000円相当 | 110,000円相当 | 165,000円相当 |
特別抽選会は、1,000株ごとに1抽選券、当選は5組10名です。旅行の具体的な行程や利用時期などは、今後の案内で確認する必要があります。金額が固定された優待ではないため、優待価値の比較では通常のギフトカードや食事券と分けて見る必要があります。
適用開始とスケジュール
- 2026年9月16日:株主優待制度の拡充を開示
- 2026年11月末:拡充後の通常優待と特別抽選会の基準日
- 2026年11月末基準分:継続保有は2回連続の経過措置で判定
- 抽選応募方法・抽選会の詳細:会社が別途案内予定
通常の優待品の発送時期は、今回の開示資料では明記されていません。案内書面などで確認する項目です。
優待投資として見るときの注意点
1年以上の上乗せは、株主番号と保有株数の連続記録が前提です。貸株や名義変更、証券会社の移管などで株主番号が変わる場合は、継続保有の判定に影響する可能性があります。
クルーズ旅行は抽選で当選した株主に限られます。1,000株以上を保有しても旅行が確約されるわけではなく、応募方法や詳細条件も現時点では未案内です。株主優待は株価変動や業績悪化を補うものではないため、制度条件と売買判断は分けて確認する必要があります。
まとめ
ホリイフードサービス(3077)は、2026年11月末基準分から株主優待を拡充します。500株以上の選択式優待に1年以上継続保有の上乗せ区分を設け、初回は2026年5月末と11月末の2回連続保有で判定します。
加えて、1,000株以上の株主を対象に1,000株ごとに1抽選券を付与し、抽選で5組10名へクルーズ船による日本一周旅行・南国旅行を贈呈します。抽選応募の方法や旅行の詳細は、今後の会社案内が確認対象です。
参考
- ホリイフードサービス「IR情報」
- ホリイフードサービス「IRニュース」
- ホリイフードサービス「株主優待制度の拡充について」、2026年9月16日開示
※本記事は会社開示を基に整理したもので、特定銘柄の売買や利益を推奨するものではありません。