日本株・値上がり率TOP20 2026-08-07 前場 決算相場が鮮明 ロート製薬が+19.68%(約2割高) 買いは銘柄分散的、業績見通しの更新が加速 1位 ロート製薬 +19.68% 2位 PHCホールディングス +19.49% 3位 藤田観光 +16.02% kabutrack.com

東証プライム・値上がり率TOP20

場中値ベース(終値ではありません)。

順位コード銘柄現在値前日比上昇率
14527ロート製薬2,827.5円+465.0円+19.68%
26523PHCホールディングス1,300.0円+212.0円+19.49%
39722藤田観光2,288.0円+316.0円+16.02%
47826フルヤ金属7,890.0円+970.0円+14.02%
56448ブラザー工業4,629.0円+482.0円+11.62%
62681ゲオホールディングス2,289.0円+237.0円+11.55%
76875メガチップス11,140円+1,120円+11.18%
83901マークラインズ1,494.0円+147.0円+10.91%
98088岩谷産業2,269.5円+215.5円+10.49%
109075福山通運6,210円+560円+9.91%
117832バンダイナムコHD5,365円+480円+9.83%
123167TOKAIホールディングス1,221円+107円+9.61%
137846パイロットコーポレーション1,983.5円+170円+9.37%
144025多木化学5,900円+480円+8.86%
153405クラレ2,024円+138.5円+7.35%
164680ラウンドワン1,349.5円+90.5円+7.19%
174849エン1,364円+86円+6.73%
185021コスモエネルギーHD4,061円+250円+6.56%
194911資生堂3,611円+220円+6.49%
203697SHIFT880.6円+53.6円+6.48%

1位 ロート製薬(4527)+19.68%

本日の上昇ランキングで最も大きかったのはロート製薬です。 前年同期を上回る営業利益の伸長を受け、当日の買いが強まりました。増益が「価格に反映される」方向の材料です。

投資家が見る点: 騰落は一旦強まった局面でも、利益成長の持続性と次四半期の受け止めが、短期ではなく中期の上昇持続に効いてきます。

5位 ブラザー工業(6448)+11.62%

ブラザー工業は短期の受注環境と利益体質改善を背景に、営業利益の大幅拡大というテーマで支持されています。 通期見通しの修正含みの情報が、寄せ集め的な「決算期待」から「実需評価」へと買いの質を高める局面です。

投資家が見る点: 今回の上昇は「単純な数字の増加」より、通期ベースでの方向性が改善したと市場が受け止めた結果です。

11位 バンダイナムコHD(7832)+9.83%

トイホビー関連の事業成長に対する評価が先行し、単月の数字以上に見える銘柄です。 IP、販売力、セグメント別の利益化といった中長期構造が評価される動きです。

投資家が見る点: エンタメ・IP銘柄は、テーマ継続性が大きい一方で、数値修正材料の更新ペースに左右されやすい点があるため、上昇の質を見ます。

14位 多木化学(4025)+8.86%

多木化学は高位に入る一方で、単純な「連続上昇」ではなく、業績上振れと収益化のバランスが買いを集める形です。

投資家が見る点: 化学の上昇でも、原材料や為替、設備関連の見通しが分岐点になるため、材料期待が十分織り込まれた状態かどうかを見る必要があります。

今日のTOP20から分かる3つの特徴

① 決算相場が明確に出ている

ロート製薬、ブラザー工業、バンダイナムコHD、SHIIFTなど、開示材料の読み替えで資金が集中。個別決算と上振れ期待の回収が主軸です。

② 業種が広く分散

医薬、電機、観光、素材、ゲーム、流通など、テーマは偏っておらず、銘柄選別の広がりを確認できます。

③ 利益成長だけでなく予想修正への反応が強い

高位上昇銘柄ほど、通期見通しの「更新・継続性」が市場の反応を変えます。短期上昇後の材料出尽くしは次の局面で必ず確認されるため、ここは重要です。

KABUTRACK視点

今日の上昇面は、テーマバリューより「決算実装」を重視したローテーションです。 ロート製薬、ブラザー工業、バンダイナムコHD、PHC、フルヤ金属あたりで特に、次の3点を追うと次段階の方向が見えます。

  1. 来期見通しの積み上げと実行力
  2. 出来高を伴う上昇か
  3. 反発後の高値維持(寄り付きベースでの値崩れ)

まとめ

2026年8月7日の東証プライム値上がり率TOP20は、前場で決算発表を起点とした個別株の買いが鮮明でした。 ロート製薬を筆頭に、PHCホールディングス、藤田観光、フルヤ金属が高騰し、ブラザー工業・バンダイナムコHD・多木化学など本業改善の材料とみられる銘柄も強めです。

今後は「急騰したか」ではなく、決算で評価が更新されたかを軸に、後場の値動きを見ていきます。

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出典

  • 市場データは2026-08-07場中表示ベース(終値ではありません)
  • 各銘柄の決算背景は各社開示情報を反映