米新規失業保険申請件数 2026年9月5日週季節調整済み新規申請が20万6,000件、前週比1,000件減となった米労働省の週間統計 2026.09.10 / 注目1件米失業保険申請・9月5日週新規申請件数20万6,000件前週比 -1,000件 前週・改定値20万7,000件4週移動平均20万6,000件継続受給者177万4,000人kabutrack.com

今日の見方

前週値は20万6,000件から20万7,000件へ1,000件上方改定されました。9月5日週の季節調整済み新規申請は、改定後前週をわずかに下回り、前年同週の25万9,000件より5万3,000件少ない水準です。未調整値は17万6,567件で前週から5,164件増えたものの、前年の比較可能な週の20万4,862件を下回りました。

市場への見立てとして、低い申請水準は米雇用の底堅さと金利高止まりを意識させ、ドル高・円安や高PER株への逆風につながる場合があります。ただし今回は強い米PPIと同時公表で、金利や株価の反応を失業保険だけに帰属させることはできません。

注目ニュース

1. 新規申請は20万6,000件

季節調整済み新規申請は前週比1,000件減でした。4週移動平均も20万6,000件と、改定後の前週平均20万7,500件から1,500件低下しました。

投資家が見る点: 1週間の小幅な増減より、4週平均の方向が焦点です。低位が続けば、FRBの金利判断で雇用悪化への警戒は強まりにくくなります。

2. 継続受給者は177万4,000人

8月29日までの週の継続受給者数は177万4,000人で、改定後の前週177万5,000人から1,000人減少しました。被保険者失業率は1.2%で横ばいでした。

投資家が見る点: 新規申請と継続受給者がともに低下した点は雇用の安定材料です。ただし、採用の強さや賃金上昇率は月次の雇用統計で見極めます。

3. 日本株へは米金利・ドル円経由

失業保険申請は米景気の変化を早く捉える週次指標です。強い雇用環境は米景気敏感株にプラスとなる一方、利下げ期待の後退を通じて米金利を押し上げる場合があります。

株価材料として見る点: ドル円、米2年・10年債利回り、NASDAQ、日経225先物の反応が手掛かりです。今回はPPIも同時刻に公表されており、値動きを失業保険申請だけで説明するのは難しい局面です。

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