まず結論
東京都内で1年以上、実質的に事業を行う中小企業者が、自社のゼロエミッション関連製品・サービスを展示会やEC、Webサイトで売り出す際の助成です。助成率は3分の2以内、上限150万円。上限に届く対象経費の目安は225万円です。
金額は大きいですが、商品と申請者の条件が狭い制度です。一般的な省エネ設備の購入補助ではありません。自社で企画・製造し、単独で販売する権利がある対象商品かを最初に確認してください。
助成の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(販路拡大助成) |
| 申請期間 | 2026年8月10日10時から8月31日17時まで |
| 助成率 | 対象経費の2/3以内 |
| 上限額 | 150万円 |
| 助成対象期間 | 2026年11月1日から2027年11月30日まで |
| 申請方法 | Jグランツのみ |
| 審査 | 資格審査・書類審査・経理審査 |
対象者と対象商品
対象者は、東京都内の本店または支店で、実質的な事業活動を1年以上継続している中小企業者です。法人だけでなく、個人事業者も含まれます。
対象商品は、申請者自身が企画・製造し、自社製品として単独で販売する権利を持ち、東京都のゼロエミッション政策に沿う申請分野のいずれかに該当する必要があります。仕入商品の単純な転売や、販売権が共同・不明確な商品は申請前に確認が必要です。
対象経費
| 区分 | 主な内容 |
|---|---|
| 展示会等参加費 | 国内・海外・オンライン展示会の小間料、資材費、輸送費 |
| EC出店初期登録料 | ECモール等への初期登録費 |
| サイト制作・改修費 | 対象商品の販路拡大に必要なWeb制作・改修 |
| 販売促進費 | 印刷物、動画制作、広告掲載 |
販売促進費だけの申請はできません。展示会出展、EC出店、サイト制作・改修など他の対象経費と組み合わせる計画が必要です。
Jグランツ申請で止まりやすい点
- 申請は持参、郵送、メールでは受け付けられません。
- GビズIDプライムの取得が必要で、発行審査に時間がかかります。
- 申請書、商品説明資料、登記簿謄本、納税証明書、確定申告書などをそろえます。
- 展示会費を申請する場合は出展案内も必要です。
- 不備があるとJグランツ上で差し戻され、登録した担当者メールへ通知されます。
申請フォームの入力だけで完了する制度ではありません。対象商品の説明、販路計画、経費の根拠がつながっているかを見直し、8月31日17時より前に送信できる工程を組みましょう。
まとめ
東京都のゼロエミ販路拡大助成は、対象となるゼロエミッション関連商品・サービスの展示会、EC、サイト、販促費を3分の2以内、最大150万円支援します。
自社商品要件、都内での1年以上の事業実態、販売促進費のみでは申請できない点が大きな条件です。さらにJグランツとGビズIDプライムが必要。ID未取得なら、書類作成と並行してすぐに準備してください。
確認日: 2026-08-10
出典
- 東京都中小企業振興公社「ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(販路拡大助成)」: https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/zeroemi_hanro.html