まず結論
この募集は、地域観光プロモーターが中心となり、地域の団体と協議会を組んで観光資源を事業化する取組です。個人や、単独の事業者が観光関連の費用を自由に申請する制度ではありません。
地域観光プロモーターは、都内観光協会または都内の商工会・商工会議所などを1者以上含め、NPO法人、町会・自治会などを加えた3者以上の協議会を設立する必要があります。
募集内容と上限額
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象となる取組 | 特産品の企画・開発、旅行者誘致イベント、着地型旅行商品の企画・造成など |
| 実施主体 | 地域観光プロモーターが応募する協議会の取組 |
| 提案上限額 | 通常600万円、一定条件で最大800万円、広域連携で1,000万円 |
| 支援予定数 | 最大12者 |
| 公募期間 | 2026年8月26日から10月9日正午まで |
| 契約期間 | 2026年12月1日から2027年11月30日まで |
上限額は採択された提案に対する上限で、金額がそのまま確定するわけではありません。企画内容、見積書、審査結果などによって契約額が決まる点を押さえておきます。
応募から事業開始まで
公募・希望申出の受付後、企画提案書と見積書を10月27日正午必着で提出します。企画審査会は11月10日、審査結果の通知と契約締結、事業開始は11月24日予定です。実際の契約期間は12月1日から始まります。
採択後は、協議会の運営、対象事業の企画・実施、広報、効果測定、成果検証報告会、アドバイザー活用などが契約内容に含まれます。企画書を作る段階で、実施後の効果測定まで設計しておく必要があります。
注意点
- 応募できるのは地域観光プロモーターで、協議会の体制づくりが前提です。
- 予定件数は最大12者で、応募すれば採択されるわけではありません。
- 2・3年目も継続支援の対象になり得ますが、継続が自動的に決まるとは読み取れません。
- 受付期限、企画書の提出期限、契約開始日が別々です。10月9日正午の公募締切だけで判断しないようにします。
- 事業提案上限額と、最終的な契約額や実際の支援額を混同しないことが大切です。
向いている団体・向かないケース
| 向いているケース | 向かないケース |
|---|---|
| 地域団体と協議会を組み、観光事業を継続運営できる事業者 | 自社商品の広告だけを目的にしたい場合 |
| 特産品、イベント、旅行商品を組み合わせて提案できる地域 | 実施後の効果測定まで担えない場合 |
| 10月27日正午の書類提出に間に合う体制がある場合 | 協議会の構成員を集められない場合 |
まとめ
東京都の地域資源発掘型プログラム事業は、地域の観光資源を商品・イベント・旅行商品などに育て、旅行者誘致につなげるための募集です。提案上限額は600万円が基本ですが、条件により800万円、広域連携では1,000万円となります。
ただし、金額は一律給付ではなく、採択・契約を前提とした提案上限です。応募を考える事業者は、協議会の構成、企画提案書、見積書、効果測定、締切をまとめて見ておきます。
出典
- 東京都「地域資源発掘型プログラム事業(第2回募集)」
- 確認日: 2026-08-26