1. 投資判断サマリー

オーミケンシ(3111)は2026年10月22日、4~6月期の決算を開示しました。売上高は6.21億円で前年同期比11.4%減、営業損益は0.33億円の黒字へ転換しました。ただし純損失は0.47億円、自己資本比率は9.2%です。不動産の利益が繊維の赤字などを支える構成を確認します。

項目内容
更新日2026年10月22日
総合評価弱気
基準資料最新の決算開示・反映済みの訂正

2. 投資評価(星評価・レーダーチャート)

評価は開示事実に基づく5段階の定性整理です。価格目標や売買推奨を示すものではありません。

評価軸評価根拠・確認点
成長性★★☆☆☆売上高は前年同期比11.4%減。
収益性★★☆☆☆営業黒字化したが純損失が継続。
財務★☆☆☆☆自己資本比率9.2%。
配当★☆☆☆☆普通株式の期末・年間予想は未定。
安定性★☆☆☆☆財務余力と収益の集中に注意。
成長性収益性財務配当安定性 kabutrack.com
時間軸確認点
短期繊維の損失縮小と不動産利益の維持
中期事業撤退費用と最終損益
長期低い自己資本比率と資金の動き

3. 最新決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率
売上高6.21億円7.02億円-11.4%
営業利益0.33億円-0.13億円黒字転換
経常利益-0.17億円-0.81億円損失縮小
純利益-0.47億円-1.01億円損失縮小
EPS-8.48円-16.49円損失縮小

4. 今回の決算で注目するポイント

不動産は165百万円のセグメント利益を確保しましたが、繊維は30百万円、その他は5百万円の損失です。全社では営業黒字に戻ったものの、経常段階・純利益段階では赤字が残ります。赤字から黒字への変化を通常の増益率で表示することはできません。

5. 投資判断のポイント

  • 繊維の損失縮小と不動産利益の維持。
  • 事業撤退費用と最終損益。
  • 低い自己資本比率と資金の動き。

6. リスク要因

売上高は11.4%減少しており、営業黒字化だけでは成長への転換を示しません。事業撤退損28百万円などもあり、純損失が続きました。財務の厚みが小さいため、借入負担や追加損失、事業整理に伴う費用を継続して見る必要があります。継続企業の前提に関する注記は「該当事項なし」です。

7. 成長性

前年同期に比べ繊維の損失は43百万円から30百万円へ、その他の損失は20百万円から5百万円へ縮小しました。不動産の利益を維持したうえで、赤字部門の損失圧縮が営業段階の改善につながっています。

2027年3月期の会社予想は売上高32億円、営業利益2.80億円、経常利益1.10億円、純利益2.10億円、EPS26.76円で、8月7日公表値から変更していません。普通株式の中間配当予想は0円、期末・年間予想は未定です。種類株式の配当とは区別します。

8. 総合評価

評価は弱気です。営業黒字への改善は確認できますが、減収、最終赤字、9.2%の自己資本比率が残ります。繊維の損失縮小が続くか、事業整理後の資金・利益が安定するかを確かめる段階です。

出典

銘柄分析・過去の決算

今回の決算記事

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