決算サマリー
| 項目 | 当期 | 前期 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 主要投資資産 | 68.35億円 | 第1期 | - |
| 現金・預金・その他 | 19.71億円 | 第1期 | - |
| 純資産 | 88.06億円 | 第1期 | - |
| 発行済口数 | 4,699千口 | 第1期 | - |
| 100口当たり基準価額 | 1,874円 | 第1期 | - |
| 1口当たり分配金 | 0円 | 第1期 | - |
セグメント
ETFのため、事業会社のような報告セグメント売上・セグメント利益はありません。決算短信では運用資産の内訳として、主要投資資産が68.35億円、現金・預金・その他の資産(負債控除後)が19.71億円、合計純資産が88.06億円と開示されています。
主要投資資産の構成比は77.6%、現金・預金・その他の資産(負債控除後)は22.4%です。第1期のため前年同期比較はありません。損益面では有価証券売買等損益が11.71億円のプラス、派生商品取引等損益が9.52億円のマイナスで、FANG+と金先物を組み合わせる商品の振れがそのまま表れています。
定量評価
iFFANGゴールドはNYSE FANG+ PLUS GOLD指数(配当込み、円ベース)に連動する親投資信託受益証券、株価指数先物取引、金先物取引ETFです。純資産は88.06億円、発行済口数は4,699千口、100口当たり基準価額は1,874円でした。期中は設定5,574千口が解約875千口を上回り、資金流入超でした。
ポジティブ要因
純資産の変化
純資産は88.06億円です。初回決算のため前期比較はありませんが、設定5,574千口に対して解約875千口にとどまり、立ち上がり期としては資金流入超でした。
口数と需給
期末の発行済口数は4,699千口です。期中は設定5,574千口が解約875千口を上回り、資金流入超でした。
基準価額と分配金
100口当たり基準価額は1,874円でした。1口当たり分配金は0円です。
リスク要因
連動対象の価格変動
NYSE FANG+ PLUS GOLD指数(配当込み、円ベース)の値動きがそのまま基準価額へ反映されやすい構造です。指数が逆風の期間では、純資産と分配金の見え方も一段と弱くなります。
為替ヘッジ・コスト要因
米国大型テック株と金の値動きを組み合わせるため、株価指数先物、金先物、為替予約などのデリバティブ評価が損益を大きく動かします。値動きの源泉が一つではない点がこの商品の難しさです。
資金流出入の偏り
主要投資資産は68.35億円、現金・預金・その他は19.71億円です。解約超が続くと、純資産の縮小と流動性低下が同時に起きやすくなります。
財務安全性
ETFでは事業会社型の資本比率よりも、総資産93.48億円、負債5.42億円、純資産88.06億円のバランスを優先して見ます。純資産の厚みと売買口数の推移が、継続性と流動性を判断する基礎になります。
業界動向との関連
ETFでは、連動対象の値動きと資金流入出を分けて見ることが重要です。 同種ETFとの比較では、純資産の増減だけでなく発行済口数や分配金の安定性も重要です。
株価への示唆
ETFでは企業の株価というより、市場価格が基準価額に対してどの程度安定しているかを見る局面です。純資産と口数が同時に増える局面は需給面で追い風になりやすく、逆に解約超が続くと値動きは重くなりやすいです。
今期の総括
今期は純資産88.06億円、発行済口数4,699千口、100口当たり基準価額1,874円を確認する決算でした。指数の動きだけでなく、資金流入出がどちらに傾いたかを見ておきたい内容です。
来期見通し
ETFのため事業会社の会社予想はありません。次回は、FANG+と金の組み合わせによる指数の方向、先物・為替予約の評価変動、純資産残高、発行済口数、分配金水準の変化を継続確認します。
総合判断
総合判断は中立。判断の軸は、純資産88.06億円、発行済口数4,699千口、100口当たり基準価額1,874円、そして期中の設定5,574千口と解約875千口のバランスです。ETFは資金流入出が数字に出やすいため、次回開示でも同じ指標を追いかけます。
出典
本記事は、対象ETFが開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年6月期(2026年3月9日~2026年6月10日)決算短信」、iFFANGゴールド、開示日: 2026-07-24