note 5243 2026年11月期第2四半期決算 売上高26.04億円(+32.2%) 営業利益: 5.3871億円 売上高: 26.04億円 リスク: 税効果と利益の持続性 主力事業の収益と資金回収 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高26.0461億円19.7090億円+32.2%56.50億円46.1%
営業利益5.3871億円0.2367億円+2176.1%11.00億円49.0%
経常利益5.3023億円0.3574億円+1383.4%11.30億円46.9%
純利益6.6085億円0.7093億円+831.7%12.00億円55.1%
EPS35.55円4.39円+709.8%63.23円56.2%

会社計画は当時の通期予想です。調整後EBITDA584百万円と営業利益538.705百万円を区別し、純利益は660.847百万円です。

セグメント

メディアプラットフォームの外部売上は2,475.796百万円、IP・コンテンツクリエーションは28.401百万円、AI関連は100.408百万円でした。外部売上の合計は2,604.606百万円で、各行表示の切り捨てによる1千円の端数差があります。利益の区分は調整後EBITDAと混同せず、連結営業利益538.705百万円と照合します。

財務安全性

財務安全性では、総資産109.34億円、純資産77.23億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率70.1%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF7.1640億円、投資CF−0.1741億円、財務CF36.1529億円、現金及び現金同等物73.7064億円です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率+709.8%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は20.68%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は5.3871億円、前年比は+2176.1%です。増益そのものより、営業利益率20.68%が次の四半期でも保てるかが見られます。

売上規模の確認

売上高は26.04億円、前年比は+32.2%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は70.1%、純資産は77.23億円です。ここが薄い会社では、赤字の大小よりも赤字が何四半期続けられるかを市場は見ます。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは716.404百万円の流入です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高56.50億円、営業利益11億円です。計画を見る時は、売上前提よりも営業利益率の前提を先に疑います。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗のどれかが崩れると、利益の薄い会社ほどすぐ数字に出ます。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

中立評価でも、見る場所ははっきりしています。売上ではなく営業利益率、営業利益より営業CF。この順番で数字がそろうまでは、市場は様子見になりやすいです。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高26.04億円(+32.2%)、営業利益5.3871億円、親会社株主に帰属する当期純利益6.6085億円という内容でした。ここで見たいのは、きれいな増収コメントではなく営業利益の質です。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。本業の収益力とは異なる要因が混じると、株価の評価は長続きしません。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高56.50億円、営業利益11億円、経常利益11.30億円、純利益12億円、EPS63.23円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

総合判断は中立。判断の根拠は、売上高26.04億円、営業利益5.3871億円、純利益6.6085億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。数字がそろうまでは、市場はまだ少し距離を置きます。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年11月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、note、開示日: 2026-07-07
  • note 公式IRライブラリ。