2026年10月のAI副業:ツールの変更と売上5万円の採算

仕事の種類や受託の基本は、AI副業おすすめ10選|在宅で月5万円の売上を目指す仕事選びで扱っています。ここでは、今使える道具と、一件を引き受けるための採算を考えます。

2026年10月、もう使えないAIツール・APIは?

終了したサービス終了日・対象代替候補の選び方
DALL·E 3 API2026年5月12日にAPI提供終了画面から作るならChatGPTの画像生成やMidjourney。自動化を続けるならGPT Image系API
Sora 2 API2026年9月24日にモデルとVideos APIの提供終了素材を生成するならRunwayなど。支給素材の字幕・カット編集ならVrewやCapCut
CLOVA Noteβ2025年7月31日にサービス終了公式の移行先はLINE WORKS AiNote。個人の小さな受注では料金と利用量を比べる

終了日と対象は、OpenAIの提供終了情報とCLOVA Note公式ページに記載されています。

画像を一枚ずつ画面から作る仕事と、自作の仕組みから画像をまとめて生成する仕事では、代替手段が違います。後者には、GPT Image系モデルを使うImage APIやResponses APIが候補になります。既存の処理は、入力方法や出力形式、料金に合わせて手直しする作業まで含めて考えます。

文字起こし副業に月額22,000円のツールは必要か

LINE WORKS AiNoteの公式料金は、チームプランで年額契約なら月額19,800円、月間契約なら月額22,000円。いずれも税抜きです。文字起こし時間や利用人数を組織で共有するサービスなので、小さな録音案件を試す段階から契約すると、固定費の負担が大きくなります。

顧客が指定する環境を使えるなら、まずその範囲で作業できるかを相談します。自分で用意するなら、処理したい録音の量と費用から選ぶ。WhisperはAPIや導入環境の設定が要るため、その準備ができる人の候補です。録音の長さだけで道具を決めず、発言録まで作るのか、議事録に整理するのかを先に決めると、必要な作業が見えます。

以下の二つの案件は、工程と費用を考えるための想定ケースです。

30分の会議音声から、発言録と1ページの議事録を作る場合

参加者は2人、音声は聞き取りやすく、正式な氏名・商品名の一覧を受け取る設定です。話者付きの発言録を作り、議事録には「決定事項・担当者・期限」をまとめます。

AIが「高橋」と書いても、一覧が「髙橋」なら直す。「来週公開できそう」という発言は、「来週公開する」と決定した話には変えません。公開時期の提案として残します。文字起こしの仕事は、AIが原稿を出した後の照合まで含めて時間を組む必要があります。

AI動画の再生成費用は誰が負担する?

支給素材を編集する料金に、新しい映像の生成まで含めると原価が読みにくくなります。Runwayの公式ガイドでも、モデルによって必要なクレジットが異なります。生成を受けるなら、採用されなかった試行も費用に入ります。

3本の素材から、30秒の縦動画を編集する場合

作業範囲を「不要部分のカット、字幕、音量調整、1080×1920のMP4で納品、合意した範囲の修正1回」と置きます。

途中で「背景用の5秒のイメージ映像もAIで作ってほしい」と言われたら、編集から素材制作へ仕事が広がります。この追加依頼は、生成する尺、試行回数の上限、追加料金、採用する映像の決め方を合意してから着手します。字幕の誤字を直す修正と、新しい映像を作る作業を分けておくと、誰が生成費用を負担するかも曖昧になりません。

月20時間で売上5万円を目指すには、何件必要?

先ほどの会議音声の仕事を例に計算します。以下は月20時間働くシミュレーションです。作業時間と手数料20%は仮の条件、月3,000円のツール代は予算として置いています。案件相場や実測値ではなく、税金とその他の経費は含みません。

営業・連絡に5時間を残すと、制作に使えるのは15時間。一件に3時間かかるなら、受けられるのは5件です。3時間の内訳は、AI処理と原稿の整形30分、音声との照合75分、議事録の整理45分、仕上げと合意した範囲の修正30分で組みます。

売上5万円に必要な平均単価は、一件1万円。これは時間の上限から逆算した価格です。この条件で依頼を得られるかを、募集案件や商談の内容と照らし合わせます。

この一例の前提・結果金額・時間
月に使える総時間20時間
営業・連絡に使う時間5時間
制作に使える時間15時間
一件の作業時間3時間
受けられる件数15時間÷3時間=5件
売上目標に必要な平均単価5万円÷5件=1万円
販売手数料売上の20%で、1万円
ツール代の予算月3,000円
売上から上記経費を引いた残額3万7,000円

残額を総時間で割ると、1時間当たり1,850円です。修正や連絡で毎月20時間を大きく超えるなら、納品範囲や単価を組み直した方が続けやすくなります。手数料や税の扱い、ツール代は、実際の契約条件に差し替えます。

AiNoteの料金はこのツール予算を超えますが、安い道具へ変えれば済むとは限りません。聞き直しに時間がかかると受注件数が減るためです。一件の見本を仕上げると、料金表だけでは分からない手間もつかめます。

AI副業10種類のツールと、最初に試す使い方

SNS投稿なら、ChatGPTかClaudeのどちらかで文章を作り、Canvaで画像に整える組み合わせから。自分の写真と短い告知文を使えば、文章制作と画像編集を分けて練習できます。手元のプランで見本を作り、不足する機能が分かってから有料契約を検討します。

仕事最初に試す道具この用途での使い方
WebライティングChatGPTかClaude自分が詳しい分野の原稿を下書きし、資料と照合して仕上げる
SNS投稿作成文章AI+Canva投稿文を下書きし、自分の写真に見出しや案内を配置する
画像・アイコン制作ChatGPTの画像生成、APIならGPT Image系一枚の見本から始め、指定サイズや文字まで仕上げる。APIは自動処理向け
動画台本・ナレーション文章AI+VOICEVOX台本を話し言葉に整え、読み上げを聞いて固有名詞の読みを直す
ショート動画編集VrewかCapCut支給素材の字幕・カット編集から試す。生成素材が要る場合にRunwayなどを検討する
ブログ・アフィリエイト手持ちの文章AI、調査補助にPerplexity自分の経験を原稿にし、調査結果は元の出典へ戻って読む
プロンプト販売すでに使っている生成AI入力例と出力例を付け、購入者が同じ環境で使えるか試す
文字起こし・要約顧客の指定環境、導入できる人はWhisper音声の原稿を作り、話者と決定事項を整理する
ホームページ・LP制作Wix AIかStudio自分の紹介ページを作り、スマホ表示とフォームの動作を試す
Kindle電子書籍手持ちの文章AI+Canva自分の原稿の構成や校正を補助し、表紙と出版形式を整える

ブログや電子書籍、テンプレートは、完成しても購入や成果承認がなければ売上になりません。上の受注件数による計算は、そのまま当てはめられない仕事です。受注型でも、検収・支払周期によって制作した月には入金されないことがあります。

受注前に決める料金・修正回数・納期

納品物、報酬、支払日、納期、修正回数、追加料金を文面で合意します。録音の追加や新しい生成素材の制作は、最初の依頼に含めるかをここで決めます。顧客のツールを使うなら、付与される権限と契約上の利用範囲もそろえます。

無料で作った素材でも、有償案件に使えるとは限りません。Canvaのライブラリ素材は用途や区分によって条件が異なり、VOICEVOXは音声・キャラクターごとの規約とクレジット表記が対象です。ElevenLabsの無料プランには商用ライセンスがありません。顧客に渡す用途まで認められているかを、使う素材・音声の規約で判断します。ツールの使用許可は、第三者のキャラクター、商標、声の利用許可を兼ねません。

非公開資料は、顧客が入力を認めた環境で扱います。学習に使われない設定でも、秘密保持や入力への承諾は別の手続きです。KindleではAI生成の文章・画像・翻訳に出版・再出版時の申告が必要で、後から大幅に編集してもAI生成として扱われます。自分で作った内容の校正などにAIを使う補助利用とは区別されます。

本業の就業規則にある届出・許可、競業や秘密保持の条件も読みます。所得税の20万円基準は売上ではなく年間の所得の話で、所定の条件を満たす給与所得者に申告が原則不要となる場合があるというものです。還付申告をする場合はその所得も含め、住民税の手続きは居住地の自治体の案内に沿って進めます。会社に副業が知られないと保証できる方法はありません。

仕事内容が曖昧なまま教材代や送金を求められる、借金や遠隔操作アプリの導入を勧められる話は、その場で契約を進めません。国民生活センターの注意喚起は2026年5月19日付。困った場合は消費者ホットライン188などへ相談できます。

まず一件分の見本を仕上げる

最初にやることは、選んだ仕事の納品物を一つ完成させることです。議事録なら、自分が利用権限を持つ録音から発言録と要点を作る。動画なら、自分の素材で短い一本を編集する。完成までの時間を記録すれば、受けられる件数と必要な単価を自分の数字で計算できます。

必要な単価が依頼者の予算に合わなければ、納品範囲と件数を組み直す。月5万円の目標へ進む前に、この一件を無理なく渡せる条件を作るところから始めます。

出典

機能・規約・制度は2026年10月12日時点の掲載内容に基づきます。