PTS RANKING PTSランキング まず出来高、その次に材料を見る 出来高上位 値上がり率 売買代金・値下がり率 ランキングは入口。売買判断は板と材料で詰める。

PTSランキングとは

PTSランキングは、PTS市場の売買状況を順位で見せるものです。

証券会社やツールによって表示項目は違いますが、よくあるのは次のような種類です。

  • 出来高上位
  • 売買代金上位
  • 値上がり率上位
  • 値下がり率上位

SBI証券では「PTS出来高上位ランキング」などの形で確認できます。

見るときの基本

1. 何のランキングか確認する

値上がり率上位と出来高上位は意味が違います。

値上がり率だけ高くても、出来高が少なければ少数の売買で大きく動いただけかもしれません。

2. 材料を確認する

決算発表、業績修正、自社株買いなど、値動きの理由を確認します。

3. 板の厚さを見る

ランキング上位でも板が薄いと、実際には思った価格で売買しにくいことがあります。

活用方法

夜間に注目銘柄を探す

引け後に材料が出た銘柄がPTSランキングに入りやすく、翌営業日の寄り付き前にどの銘柄へ関心が集まっているかをざっくりつかめます。

東証との温度差を見る

日中は目立たなかった銘柄でも、PTSで急に出来高が増えていることがあります。市場参加者の視線が変わったサインとしては役立ちます。

価格ではなく流動性の確認に使う

初心者には、値上がり率より出来高ランキングの方が実務では使いやすいことが多いです。流動性があるかを見る材料になるからです。

注意点

ランキング上位でも売買しやすいとは限らない

一瞬の値動きで上位に入ることがあります。

翌日の東証で同じ動きになるとは限らない

PTSは別市場です。夜間のランキング上位銘柄が翌朝そのまま強いとは限りません。

材料が弱いのに思惑だけで動いていることがある

ランキングはあくまで結果表示です。理由の質までは教えてくれません。

まとめ

PTSランキングは、夜間の注目銘柄や需給の変化を素早く見るのに便利な一覧です。

ただし、初心者がそのまま売買判断に使うと、ランキングの派手さに引っ張られやすくなります。

基本の見方は次の通りです。

  • まず何のランキングか確認する
  • 次に出来高を見る
  • そのあと材料と板を確認する

この順番を守るだけで、かなり落ち着いて使えるようになります。

PTS初心者向けシリーズ

出典・参考