配当再投資でも配当金には税金がかかる
米国株の配当金は、再投資する前に税金が関係します。
課税口座で米国株の配当を受け取ると、まず米国で源泉徴収されます。その後、日本でも配当課税の対象になります。
米国株から配当金
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米国で源泉徴収
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日本でも課税対象
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税引き後の金額を再投資
つまり、再投資できるのは原則として税引き後の配当金です。
配当金をそのまま次の買付に回していても、税金が消えるわけではありません。
税引き後の再投資になる
例えば、100ドルの配当金を受け取る場合、米国で10%が源泉徴収されると、まず90ドルになります。
課税口座では、その後に日本側の課税も関係します。
実際の計算は証券会社や為替レート、口座区分によって変わりますが、初心者は「表示利回りがそのまま再投資されるわけではない」と覚えておくとよいです。
配当利回り4%の米国株やETFでも、税引き後の再投資額はそれより小さくなります。
新NISAで配当再投資する場合
新NISAでは、日本での配当金や売却益への課税は非課税です。
ただし、米国株や米国ETFの配当金・分配金では、米国での源泉徴収税は原則として残ります。
そのため、新NISAで配当再投資する場合も、米国税引き後の配当金を再投資するイメージになります。
また、新NISAでは米国で源泉徴収された税金について、外国税額控除を使えないのが一般的です。
配当再投資で勘違いしやすいポイント
| 勘違い | 実際の考え方 |
|---|---|
| 再投資すれば税金はかからない | 配当を受け取った時点で課税対象になる |
| 配当利回りがそのまま増える | 税引き後の金額で再投資する |
| 新NISAなら米国税もゼロ | 米国源泉税は原則残る |
| 再投資は必ず有利 | 税金、手数料、投資先の割高感も見る |
配当再投資は長期投資でよく使われる考え方ですが、税引き前の数字だけで判断すると期待が大きくなりすぎます。
再投資前に確認したいこと
配当金を再投資する前に、次の点を確認します。
- 配当金は税引き後でいくら残るか
- 再投資先は今の価格でも買いたいか
- 手数料や為替コストは重くないか
- 課税口座か新NISAか
- 外国税額控除を使うか
再投資は「受け取った配当を機械的に買い増す」だけではありません。税金を引いた後の資金を、どこに置き直すかを決める作業です。
まとめ
配当再投資でも、配当金にかかる税金は避けて通れません。
押さえるポイントは次の通りです。
- 課税口座では配当金を受け取った時点で税金が関係する
- 再投資できるのは原則として税引き後の配当金
- 新NISAでも米国源泉税は原則残る
- 税引き後利回りで考える方が現実的
配当再投資は、長期で資産を積み上げるうえで有力な考え方です。ただし、税金を無視すると、思ったより増えないと感じやすくなります。配当利回りは、税引き後で見ておきましょう。
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出典・参考
- 国税庁「株式・配当・利子と税」(2026年6月26日確認) https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/04_5.htm
- 国税庁「No.1240 居住者に係る外国税額控除」(2026年6月26日確認) https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1240.htm
- SBI証券「米国株式・海外ETFの税金」(2026年6月26日確認) https://site2.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_foreign&cat1=foreign&cat2=guide&dir=guide&file=foreign_guide_09.html