WACCとは
会社は、株主からの出資や銀行借入、社債などで資金を調達します。
それぞれの資金にはコストがあります。株主には期待リターン、借入には利息が必要です。
株主資本コスト
株主資本コストは、株主がその会社に投資するうえで期待するリターンです。
事業リスクが高い会社ほど、株主が求めるリターンも高くなりやすいです。
負債コスト
負債コストは、借入金や社債に対して支払う利息などです。
税金の影響により、実効的な負債コストは税引後で考えることがあります。
企業価値との関係
WACCが高いほど、将来キャッシュフローの現在価値は小さくなりやすくなります。
つまり、資本コストは企業価値を大きく左右します。
初心者が誤解しやすいポイント
| 誤解 | 実際は |
|---|---|
| 借入は安いので多いほどよい | 借入が増えると財務リスクも高まる |
| WACCは固定値 | 金利、株価、事業リスクで変わる |
| 低ければ必ず良い | リスクの見積もりが甘い場合もある |
まとめ
WACCは会社の資金調達コストを表す重要な指標です。企業価値を計算するとき、将来利益だけでなく、その利益を得るためのリスクと資本コストを考える必要があります。