社債発行と財務 100億円発行時の貸借対照表 現金 +100億円 自己資本は直接増えない 社債 +100億円 条件・役割が異なる 比較 kabutrack.com

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第4章:投資家から見る社債発行 / 第17回

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発行直後の貸借対照表

普通社債を100億円発行し、手取金がそのまま残るなら、現金と社債がそれぞれ100億円増えます。株式発行と違って自己資本は直接増えません。

自己資本比率への影響

総資産と負債が増える一方で自己資本が変わらなければ、自己資本比率は低下する方向に働きます。大量発行では格付けや財務制約への影響も確認が必要です。

ROEは単純には決まらない

社債で調達した資金を高収益の投資に使えば、自己資本を増やさず利益を拡大できるためROEが高まる場合があります。投資収益が利払いを下回れば、企業価値を損なうおそれもあります。

見るべき指標

ネットD/Eレシオ、有利子負債、EBITDA倍率、インタレスト・カバレッジ、営業キャッシュフロー、満期構成などを発行前後で比較します。

まとめ

社債発行は資金を増やす一方、負債と利払いを増やします。ROEや自己資本比率の変化だけでなく、調達資金がキャッシュフローを生むかを確認します。

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