社債の償還集中 満期を分散して借換え負担を抑える 500億円 500億円 500億円 kabutrack.com

シリーズ内の位置

第5章:企業財務・資金調達戦略 / 第25回

← 第24回親記事:社債 完全ガイド第26回 →

満期集中はなぜ危険?

例えば500億円の社債3本が同じ年度に償還すると、合計1,500億円の資金が必要です。手元資金だけで返せなければ、新しい社債や銀行借入に頼ります。

市場が閉じるリスク

金融危機や信用不安で社債市場の投資家需要が弱まると、予定していた条件で起債できないことがあります。発行できても金利が大きく上がる場合があります。

満期分散が防御策

満期を分散する管理をマチュリティ管理と呼びます。3年、5年、7年、10年など複数年限で発行し、一度に必要な借換え額を抑えます。

決算で見る場所

有価証券報告書や決算資料の有利子負債・社債償還スケジュールを確認すると、今後数年の資金需要を把握できます。

まとめ

満期集中は返済額と借り換え時期が重なるリスクです。償還表と手元資金、営業CF、未使用枠を並べると、備えの厚みを読めます。

関連記事

出典