まず結論
9月の国内全店舗売上高は前年同月比9.4%増、既存店売上高は4.2%増でした。国内店舗数は1,139店で、前年同月比4.0%増です。全店の伸びが既存店を上回り、店舗網の拡大も売上を支えている様子がうかがえます。ただし、開示資料は出店による寄与額を分けていません。
月次実績のポイント
| 指標 | 2026年9月 | 比較・範囲 |
|---|---|---|
| 国内全店舗売上高 | 前年同月比109.4%(9.4%増) | 直営店・FC店を含む |
| 国内既存店売上高 | 前年同月比104.2%(4.2%増) | 出店から18か月経過した店舗。直営店・FC店を合算 |
| 国内店舗数 | 1,139店 | 前年同月比104.0%(4.0%増) |
| 直営店/FC店 | 448店/691店 | 9月末 |
| 新規出店/退店 | 5店/2店 | 9月の純増は3店 |
売上高の数値は税抜です。月次速報の売上高は連結決算の売上収益とは範囲が異なるため、そのまま業績予想や利益の伸びに置き換えることはできません。
株価材料として見る点
全店売上高は既存店を5.2ポイント上回りました。店舗数も前年より4.0%多く、新店やFC店の増加が全店の伸びに寄与したとみられます。一方、既存店も4.2%増えており、店舗拡大だけでなく既存店売上が前年を上回った点も押さえておきたいところです。
月次開示には客数や客単価の内訳がありません。次の決算では、店舗売上の増加が連結売上収益や利益率にどう表れたかが確認材料になります。
リスクと確認点
- 今回は速報値で、単月の伸びだけから通期の利益動向は判断できません。
- 既存店は「出店後18か月経過した店舗」と定義され、直営店・FC店を合算しています。
- 店舗売上高の伸びと連結業績は同じ指標ではありません。人件費や出店費用を含む利益への影響は、決算で確認する必要があります。
- 2025年以降に株式譲受でグループ入りした法人の売上は、資料後半の直営・FC別売上表に含まれていません。
関連ページ
出典
- AB&Company「国内店舗月次営業速報(2026年9月)」(2026年10月5日公表)