2026.07.16 東証グロース チャットプラス(598A) 初値 2,284円 公開価格 1,080円 +111.5% 上場2日目に初値形成/初値時価総額 約106.2億円

初値結果

項目内容
上場日2026年7月15日
初値形成日2026年7月16日
公開価格1,080円
初値2,284円
公開価格との差+1,204円
初値騰落率+111.5%
初値時価総額約106.2億円

初値騰落率は「(2,284円-1,080円)÷1,080円」で計算した。初値時価総額は、初値と上場時発行済株式数4,650,000株を使った概算である。

上場初日は初値を形成せず

7月15日の上場初日は買い注文が売り注文を大きく上回り、特別買い気配のまま終了した。上場2日目の7月16日は2,484円の売り気配で始まり、午前9時14分に2,284円で売買が成立した。

公開価格の2倍を超える初値となった背景には、OAを含む吸収金額が約14.3億円と比較的小さかったことに加え、生成AI、高収益SaaSという事業テーマの分かりやすさがある。

IPOの基本条件

IPO概要内容
上場市場東証グロース
公開価格1,080円
公募株数650,000株
売出株数500,000株
オーバーアロットメント最大172,500株
最大公開株数1,322,500株
吸収金額約14.3億円
上場時発行済株式数4,650,000株
公開価格時価総額約50.2億円
主幹事丸三証券

吸収金額は公開価格とオーバーアロットメントを含む公開株数、時価総額は各株価と上場時発行済株式数から算出している。

初値後に見るポイント

初値時価総額は約106.2億円まで上昇した。初値形成前の需給相場から、業績と成長率で評価される段階へ移る。

チャットプラスは2026年6月期第3四半期累計で営業利益率48.0%、ARR11.98億円を開示している。利益率は高いが、サービス別アカウント数の合計は減少している。上場後の評価では、AI AgentPlusの単価上昇だけでなく、契約数とARRの成長が続くかを確認したい。

公開価格取得者の含み益が大きいため、初値形成後は利益確定売りも出やすい。短期の値動きと事業成長を分けて見る必要がある。

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まとめ

チャットプラスは上場2日目の2026年7月16日、公開価格1,080円を111.5%上回る2,284円で初値を付けた。初値時価総額は約106.2億円となる。

初値形成までは小型IPOと生成AIテーマによる需給が主役だった。ここからはARR、契約数、高単価のAI AgentPlus、成長投資後の利益率が株価評価を支えられるかを見る局面となる。

出典