何が変わるのか

今回の発表は、株主優待制度そのものの新設や金額変更ではない。すでに発行されている「株主様ご優待券」を使える店舗が追加される。

外食系の株主優待では、優待額だけでなく「実際に使える店舗が近くにあるか」が使い勝手を左右する。今回のような対象店舗の拡充は、制度の実用性を高める動きとして見ておきたい。

対象株主と条件

現行制度では、毎年2月末日および8月末日現在の株主名簿に記載または記録された、100株以上保有の株主が対象となる。

保有株式数通常優待
100株以上1,500円分
200株以上3,000円分
300株以上4,000円分
400株以上5,000円分
500株以上6,000円分
800株以上8,000円分
1,200株以上10,000円分
2,000株以上14,000円分
6,000株以上20,000円分
12,000株以上24,000円分
18,000株以上30,000円分

1年以上継続して800株以上を保有する株主には、保有株式数に応じた追加優待もある。

優待内容

優待内容は、クリエイト・レストランツグループの店舗で利用できる「株主様ご優待券」である。今回追加された利用可能店舗は次の通り。

区分店舗
テコナベーグルテコナベーグルワークス 代々木八幡店
テコナベーグルテコナベーグル 自由が丘店
テコナベーグルテコナベーグル 大丸梅田店
鹿児島華蓮鹿児島華蓮 銀座店

テコナベーグル 大丸梅田店は、開示内で2026年4月20日開店の店舗として案内されている。

適用開始とスケジュール

開示では、2026年5月1日時点での利用可能予定店舗として案内されている。利用可能店舗は状況により変更される可能性があるため、実際に使う前には同社ホームページの最新情報を確認したい。

日付内容
2026年5月1日利用可能店舗の拡充を発表
2026年5月1日時点テコナベーグル、鹿児島華蓮 銀座店を利用可能予定店舗として案内

優待投資として見るときの注意点

  • 今回は優待額や対象株数の変更ではなく、利用可能店舗の拡充である
  • 店舗によって利用可否が変わる場合がある
  • 最新の対象店舗は会社ホームページで確認する必要がある
  • 優待券には有効期限があり、2月末基準分は同年11月末、8月末基準分は翌年5月末までが目安となる
  • 優待だけでなく、外食事業の客数、利益率、出店・M&Aの効果も分けて確認したい

外食優待は額面だけでは判断しにくい。近くの店舗で無理なく使えるか、期限内に使い切れるかで体感価値が変わる。

まとめ

クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、2026年5月1日に「株主様ご優待券」の利用可能店舗拡充を発表した。

追加対象は、テコナベーグル3店舗と鹿児島華蓮 銀座店。金額条件の変更ではないが、利用できる店舗が増えることで、株主優待券の使い勝手は改善する。実際に利用する際は、公式ホームページで最新の対象店舗を確認しておきたい。

参考

  • クリエイト・レストランツ・ホールディングス「『株主様ご優待券』のご利用店舗拡充に関するお知らせ」(2026年5月1日公表)
  • クリエイト・レストランツ・ホールディングス「株主優待制度のご案内」: https://www.createrestaurants.com/ir/stock/shareholder/