日本株朝刊 2026.07.20 海の日・祝日先物 注目8件 / 原油90ドル圏 / 8:45 OSE 祝日先物 8:45 Brent 90ドル圏 資源株 選別 半導体 戻り確認 現物休場でも、7月21日の寄り前材料は先物・原油・米株先物で先に動く kabutrack.com

今日の見方

今日は現物株を売買できないぶん、祝日先物が最初の温度計です。JPXは2026年7月20日のデリバティブ祝日取引を実施しており、海外では米株先物、原油、為替が通常どおり材料を作っています。先物が65,000円台を保つかだけでなく、出来高を伴う買い戻しか、薄い祝日取引の値だけなのかを分けて見たい日です。

原油は一時90ドル台に乗せましたが、同時に米株先物は小幅高の場面もあります。つまり、材料は単純な「原油高イコール株安」ではありません。連休明けの日本株では、資源株・商社には支え、航空・電力・化学・食品にはコスト警戒、半導体には前週急落後の戻り売りという、かなり銘柄別の相場になりそうです。

注目ニュース

1. 7月20日は現物休場、祝日先物は8時45分開始

2026年7月20日は海の日で東証の現物市場は休場です。大阪取引所と東京商品取引所は祝日取引を実施し、日経225先物やプラッツドバイ原油先物などのデリバティブは午前8時45分から取引されています。

投資家が見る点: 祝日先物は現物市場が閉じているため、通常日より値が軽くなりやすい。方向だけでなく、65,000円台前半で粘るのか、出来高を伴って崩れるのかを確認します。

2. 日経平均は7月17日に64,141.12円、4.03%安

日経平均は2026年7月17日に64,141.12円で終え、前日比2,694.42円安でした。TOPIXも3,919.21で、前日比109.58ポイント安です。

投資家が見る点: 金曜の下げは値がさ株と半導体の影響が大きく、TOPIXより日経平均の傷が深い形です。7月21日は指数の反発幅より、半導体の戻り売りとバリュー・資源株への資金移動を分けて見ます。

3. 日経225先物は65,000円台前半を試す展開

大阪取引所・CMEの日経225先物は、金曜の現物終値を上回る65,000円台前半で推移する場面があります。前週末の急落をすべて打ち消す強さではないものの、祝日取引では買い戻しも入っています。

投資家が見る点: 65,000円台を保てば、自律反発の余地は残ります。64,000円台前半に押し戻される場合は、連休中の戻りが弱く、7月21日の現物再開で売り直しが出やすくなります。

4. Brent原油は一時90ドル台、コスト株には重い

中東情勢の緊張を受け、Brent原油は2026年7月20日に一時90ドルを上回りました。その後は高値圏でやや落ち着く場面もあり、原油相場は方向よりも90ドル前後の定着度が焦点です。

投資家が見る点: INPEX、ENEOS、出光興産、総合商社には支えになりやすい半面、JAL、ANA HD、電力、化学、食品、外食には燃料・物流コストの警戒が残ります。原油高が在庫評価益か、需要減・コスト増かで銘柄の反応は割れます。

5. ドル円は162円台、円安メリットだけでは読みにくい

ドル円は162円台で推移しています。輸出株には採算面の支えになりますが、原油高を伴う円安は、輸入コスト、インフレ、日銀警戒も同時に強めます。

投資家が見る点: 自動車・機械には為替の追い風が残る一方、原材料高で利益率が相殺される銘柄もあります。為替メリットだけでなく、仕入れ、燃料、海外需要の鈍化をセットで確認します。

6. 米株先物は小幅高、半導体は売られ過ぎ修正を確認

米株先物は2026年7月20日の時間外で小幅高の場面があります。前週はAI・半導体株の売りが重く、米SOX指数も7月17日に11,673.89で終えました。

投資家が見る点: アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアHD、SCREEN、SUMCOは、寄り付き後の買い戻しより戻り売りの厚さを見ます。米株先物が小幅高でも、SOXや大型決算待ちで腰の入った買いかどうかは別問題です。

7. 7月21日はPCA、令和AH、インソースの決算予定

国内現物市場が再開する2026年7月21日は、ピー・シー・エー(9629)、令和アカウンティング・ホールディングス(296A)、インソース(6200)の決算発表予定があります。

投資家が見る点: 指数全体への影響は大きくありませんが、PCAはクラウド売上と利益率、令和AHは上場後の高収益性、インソースは企業研修・DX教育需要を確認します。地合いが荒い日は好決算でも初動が鈍ることがあります。

8. 7月22日はティアフォー上場、IPO資金の残り方を見る

ティアフォー(593A)は2026年7月22日に東証グロースへ上場予定です。自動運転ソフトウェアというテーマ性は強い一方、グロース市場は半導体安と金利上昇の影響を受けやすい地合いです。

投資家が見る点: 連休明けのIPOを見るうえでは、テーマ性だけでなく、公開価格からの需給、初値後の出来高、グロース株全体のリスク許容度が大事です。資金が資源・バリューへ逃げる局面では、テーマ株の値持ちを慎重に見ます。

確認しておきたい日程

日付予定
2026年7月20日海の日で国内現物市場は休場、大阪取引所・東京商品取引所は祝日取引
2026年7月20日米国株、原油、為替の週明け取引
2026年7月21日国内現物市場再開、PCA・令和AH・インソースが決算発表予定
2026年7月22日ティアフォー(593A)が東証グロースへ上場予定
2026年7月29日アイ・グリッド・ソリューションズ(603A)などが上場予定
2026年8月4日エブリー(607A)が東証グロースへ上場予定

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出典