今日の見方
今回の月次KPIでは、2026年7月単月のストック売上が前年同月比で増加し、2026年7月15日に公表された2026年8月期第3四半期決算後も売上の底堅さが続いていることが確認できました。
一方で、電気は夏場で需要が出やすい時期でも前年割れが続いています。月次数値は速報値かつ未監査のため、株価材料としては通期上振れ期待そのものより、主力のインターネットが4Q利益にもつながるかを次回開示で見極める局面です。
注目ニュース
1. 7月ストック売上は6.55億円、前年同月比9.3%増
ラストワンマイルの2026年7月度サービス種別ストック型売上は合計6億5,500万円で、前年同月の5億9,900万円を上回りました。2026年6月の6億3,300万円からも増えており、4Q入り後も前年超の水準を維持しています。
投資家が見る点: 月次は売上KPIであり、利益やキャッシュの裏付けは次回決算で別途確認が必要です。それでも第3四半期までの増収基調が7月単月でも続いたことは、小型グロース株を見るうえで安心材料になりやすいです。
2. インターネット2.94億円、宅配水1.64億円、その他1.14億円が増加
7月の内訳は、インターネットが2億9,400万円、宅配水が1億6,400万円、その他が1億1,400万円でした。前年同月比ではインターネットが約18.1%増、宅配水が約7.9%増、その他が14.0%増となり、複数商材で前年超を確保しています。
投資家が見る点: 主力のインターネットが引き続き全体を牽引しているかが最重要です。電気以外の複数商材が伸びているため、単一商材依存の印象は和らぎますが、4Qでこの伸びが継続するかは8月月次や通期着地まで確認したいところです。
3. 電気0.84億円は前年割れ、会社は顧客減少と単価低下を説明
電気の7月売上は8,400万円で、前年同月の9,800万円を下回りました。会社は注記で、ストック型商材の積極獲得を進めていないことによる保有顧客の減少と、顧客の平均利用単価の低下を要因として挙げています。
投資家が見る点: 夏場は電力使用量の増加で売上が伸びやすい一方、前年割れが続いている点は確認が必要です。会社はフロー型売上が順調と説明していますが、投資家はネットや宅配水の伸びで電気の弱さをどこまで補えるかを見やすい局面です。
確認しておきたい日程
| 日付 | 注視ポイント |
|---|---|
| 2026-07-15 | 2026年8月期第3四半期決算を公表 |
| 2026-08-20 | 2026年7月度月次主要KPIを公表 |
| 次回月次更新時 | 2026年8月度KPIで4Qの持続性を確認 |
関連ページ
出典
- 株式会社ラストワンマイル「2026年7月度月次主要KPIに関するお知らせ」、開示日: 2026-08-20
- ラストワンマイル コーポレートサイト: https://lomgrp.co.jp/