今日の見方
前日の大幅安から日本株は反発しましたが、半導体関連株は一括りにできない値動きです。東京エレクトロンが日経平均を押し上げる一方、アドバンテストやディスコは指数を押し下げました。テーマ全体の買い戻しというより、銘柄ごとの需給が前面に出ています。
午後は、30年国債入札を受けた金利の変化と、半導体主力株の値持ちを分けて見ます。前引けの反発が続くかに加え、東京エレクトロン以外にも買いが広がるかが確認点です。
注目ニュース
1. 東京エレクトロンが日経平均を40.23円押し上げ
9月3日11時30分時点の日経平均は64,455.83円で、前日比130.19円高でした。寄与度では東京エレクトロン(8035)が40.23円の押し上げ要因となりました。
投資家が見る点: 前日の下落後に装置株の一角へ買いが戻りました。ただし、1銘柄の寄与だけで半導体関連株全体の底入れを判断せず、午後も売買と上昇が続くかを見ます。
2. アドバンテスト・ディスコ・イビデンは押し下げ要因
同じ前引け時点で、アドバンテスト(6857)は57.93円、ディスコ(6146)は6.57円、イビデン(4062)は43.58円のマイナス寄与でした。TOPIXは4,124.08ポイントで42.48ポイント高となっています。
株価材料として見る点: 半導体関連でも、製造装置、テスト、研削・切断、半導体パッケージで値動きがそろっていません。AI需要の強さと、個別株に織り込まれた期待の大きさを分けて確認する場面です。
3. 30年国債入札後の金利が午後の評価軸に
財務省の予定では、2026年9月3日12時35分に30年利付国債の入札結果、15時15分に第Ⅱ非価格競争入札の結果が公表されます。12時30分時点では、いずれも未発表でした。
投資家が見る点: 超長期金利が動けば、将来利益への期待で評価される半導体株の需給に影響する可能性があります。金利の変化だけで値動きを説明せず、8035・6857・6146の相対的な強弱も併せて見ます。
確認しておきたい日程
- 2026年9月3日12時35分:30年利付国債の入札結果
- 2026年9月3日15時15分:30年利付国債の第Ⅱ非価格競争入札結果
関連ページ
- 東京エレクトロン(8035)銘柄ページ
- アドバンテスト(6857)銘柄ページ
- ディスコ(6146)銘柄ページ
- 東京エレクトロン(8035)9月2日大幅安の整理
- BroadcomのAI半導体決算と日本株への波及
出典
- 日本取引所グループ「リアルタイム株価指数値一覧」(2026年9月3日11時30分時点の指数)
- 財務省「30年利付国債(9月債)の発行予定額等」
- 財務省「週間予定」
- 2026年9月3日11時30分時点の東京証券取引所市場データ
※本記事は2026年9月3日12時30分時点の公開情報をもとに、半導体関連株の前場の値動きを整理したものです。特定銘柄の売買を推奨するものではなく、株価は業績、金利、為替、海外市場、需給などで変動します。